Don't Smoke in Bed
Manhattan
グループ:Music /ランキング:43169
価格:¥ 1,983
発売日:1993-09-28 /通常24時間以内に発送
曲目リスト
1.I Can See Clearly Now
2.Don't Let the Teardrops Rust Your Shining Heart
3.Get Out of Town
4.So and So
5.Tennessee Waltz
6.Everyday Will Be Like a Holiday
7.Blame It on My Youth
8.Ev'rything I've Got
9.Je Ne T'Aime Pas
10.Cry (If You Want To)
11.Que Sera, Sera (Whatever Will Be, Will Be)
12.Don't Smoke in Bed
レビュー(Amazon.co.jp)
ホリー・コールはキャバレー・ソングの伝統――微妙な陰影を表現し、奇抜な選曲に対応するセンスを持ち、軽いタッチを操って曲によっては痛烈な皮肉を効かせて漂わせることができる力強い歌声――に独自の尺度を持ちこんでいる。そして、コール・ポーターの小粋な「Get Out of Town」、クルト・ワイルの恋に悩む「Je Ne T'aime Pas」といったかなり年季の入った曲を歌って輝かせている。また、思いもよらない選曲であるジョニー・ナッシュの「I Can See Clearly Now」に、透明感、力強さ、アンセム的な情熱をもたらしている。
軽快なポップ・ソング「Que Sera Sera」を通してジャズの奥深さを追い求めるといった、コールのひらめきがあまり成功していないナンバーもあるが、決して退屈させることはない。打ちとけた雰囲気の中で、ピアノのアーロン・デイヴィスとベースのディヴィッド・ピルチにしっかり支えられつつ、控え目ながら効果的にストリングスも用いている。それに、「Everyday Will Be Like a Holiday」ではテナーサックスのジョー・ヘンダーソン、奇妙なカントリー・ソング「Don't Let the Teardrops Rust Your Shining Heart」では、スチールギターのデイヴィッド・リンドレーというすてきなゲストを迎えている。(Adam Rains, Amazon.com)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
Holly Coleではまずこれ! 
(2008-05-07)
ホリー・コールの"Girl Talk"(1990), "Blame It On My Youth"(1991)に続く1993年発表の3作目。これまで同様にトリオを中心とした編成で、L.Hart&R.RodgersやCole Porterの曲などのジャズ・スタンダードと同時にJohnny Nashの"I Can See Cleary Now"やDoris Dayの"Que Sera Sera"、カナダのシンガー・ソングライターMary Margaret O’Haraの"So And So"などようなポピュラー・ミュージックまで節操無く取り込み、「ホリー・コール・ミュージック」としか表現できない一聴して分かるような個性的な音楽を作っています。
3作目の本作品はそれまでの作品に比べてギターやハーモニカ、テナー・サックス、ストリングスなどが目立ち、随分華やかな印象のある作品です。ただ、毒を感じさせる艶やかな低い声をメインに据え、ヴォーカル・ピアノ・ベースという小編成を中心にしかもオトの数を最小限に絞りながら完成を目指すという明確な姿勢には大きな変化がないように思います。
基本的には古典的なジャズのようなリズムの取り方をしないトリオですが、"So And So"は例外的にジャズっぽいですね。Tom Waitsの"Step Right Up"を思い出しました。ちなみにMary Margaret O’Haraの別の曲を"Dark Dear Heart"でも取り上げてますが、好きなんでしょうね(そういえば同郷ですね)。
Holly Coleの作品はこれまでリリースされた作品10枚程度の中で半分しか持っていませんが、その中で一番好きなアルバムです。
ちなみに、タイトル曲は文字通りの「煙草を吸わないで」という意味だけでなく「ベッドで熱くならないで」という意味もあるとか。
最高のシンガー! 
(2007-09-10)
ホリー・コールの魅力は、スタンダードも含め、全ての楽曲を自分の歌、として歌ってしまう
力強さでしょう。
歌に入り込む・感情移入する、というよりは、歌を自分に引き寄せ、等身大の自分自身の
ストーリーとして解釈し直してしまう、といったやり方です。
だから彼女の歌うスタンダードは、びっくりするほど現代的で、まるで何十年も前に書かれ
た歌とは思えないほど、瑞々しく聴こえるのだと思います。
"テネシー・ワルツ" や "ケ・セラ・セラ" なんて、下手すれば懐メロにしかならない歌が、
こんなにリアルに、切なく響くなんて、とってもすごいことです。
その他、コール・ポーターから、ジョニー・ナッシュの "I Can See Clearly Now"
エブリシング・バット・ザ・ガールの "Don't Let The Teardrops Rust Your Shining
Heart" なんて曲まで。多彩な楽曲に、見事に新しい魅力を与えています。
特に "Don't Let 〜" は泣けます! "Everyday Will Beke A Holiday" では、
ジョー・ヘンダーソンのサックスとのからみが最高にクール。
そして全編で彼女の声と最高の相性を聴かせるピアノとベース!
ちなみに録音も最高で、いいスピーカが欲しくなります。
ほんとに非の打ち所が無い、女性ボーカル10年に1枚の傑作です。
春先に聴きたい女性ジャズボーカル<スタイリッシュ系> 
(2003-01-26)
酒場で流れていると似合いそうな、聴きやすいジャズボーカル。ホリーコールさんの声は洗練されていて、スタイリッシュでエレガント。
トラデショナルなスタンダードを現代風にアレンジしてまるで違った曲のように聞かせてくれる。その魔法のような音楽的な才能がすばらしい。バックの演奏も見事に調和していて飽きずに最後まで聴かせる。
そんな類い稀なる才能を持つホリーコールさんの歌に対する解釈力が十分に堪能できるアルバム。10点中10点。