イノベーション思考法 (PHP新書)
黒川 清 PHP研究所
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価格:¥ 756
発売日:2008-03-15 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
イノベーターは選択を受ける 
(2008-10-29)
成功したイノベーターは選択を受けて存在する。この基本的事実を無視した企画に賛同する気持ちはない。著者は、日本の医療改革の方針を誤った「イノベーター」であり、著者のいう「アメリカ」では退場を余議なくされた者であろう。著者は、「出る杭が打たれる」というが、アメリカ帰りの著者に対して「間違って」出た杭を打たないことを選択した日本国民は大変な地獄をみることになる。結局は、自分の責任にしないで、言いたいことを言えばいいのか?「モンスターペアレント」以上の「モンスター執筆家」の登場である。
もう少し内容の厚みが欲しかった。 
(2008-06-01)
イノベーションについて述べられ、「技術革新=イノベーション」だけなく、「様々な知識・経験を組み合わせて新しい創造・価値を創出=イノベーション」でもあることから、従来の日本的考えだけでなく、ヨコとのつながり、異文化とのコミュニケーション、出る杭になること・失敗することを怖れない等、例を挙げて説明している。
ただ、残念なのは、内容が表面的(広く浅く)かなと感じ、もうちょっと色々な箇所で詳しく述べて欲しかった。
また、内容における斬新さは感じられず、梅田望夫氏「ウェブ時代をゆく」の方が、自分の経験やトレンドを踏まえているので面白いと感じられた。筆者の貴重経験を交えてもっと述べてくれていれば、オススメできる本だと思う。
破壊なくしてイノベーションなし 
(2008-05-21)
イノベーション21で強力なリーダーシップを発揮した黒川先生が、イノベーションの本質を語る本。
安倍首相がいなくなった後は、本質を知らないハイエナ集団が喰い散らかしている感があるイノベーション施策だが、既製概念とシステムの破壊なくしてイノベーションなし、という本質をハイエナ集団は読み取るべし。いくら革新的な技術開発をしてもシステムイノベーションなくしては意味をなさないことも自覚すべし。
ハイエナのごとき卑しさのない、哲学と志の大切さを持ち、思考し行動するエリートを育む土壌の醸成が全ての基本だと思う。
現在の日本にはイノベーションが必要 
(2008-04-27)
まず本書は3つのテーマに沿って構成されています。
1・イノベーションとは何か?
2.いまなぜイノベーションが必要なのか?
3・イノベーティブな力を発掘・養成するには何をどうすればいいのか?
1.イノベーションとはアイデアや科学的発見や技術革新が社会に広まり、
人々の生活を具体的に変えていき、結果として一人ひとりの価値観や
生活が変わることを指します。
2.に関しては中国の産業人口の規模に日本のそれは数的に太刀打ちできない。
世界中でグローバル化が起きており、人々の趣向が多種多様になっている。
顧客側からみると自分好みのどこにもない商品を売り出す外資店が次々と
現れている。
つまり現在のビジネスの世界は他社に真似出来ない
自社だけの強味(コア・コンピタンス)を持っていなければ競争できないから。
3.日本には人財が必要。
日本企業は同じ発想の枠に収まりがち→既存の枠を飛び出る考えがとても
重要になる。
社会は若い世代に自分に何ができるかという能力・発見と養成の場を与えるべき。
そしてこの3つを阻害しているのが日本の「政・産・官の鉄のトライアングル」
まずこれを徹底的に破壊しなければいけないと強調しています。
サラリーマンであることのリスク 
(2008-04-19)
グローバル化の進んだ世界において、イノベーションがいかに重要かを説く。
肝心の「思考法」についてはいまひとつぱっとしない内容だが、それでも
前半の現状認識部分がなかなか上手くまとまっているので座布団4枚。
これを読めば、日本型経営なるものがいかにダメか、よくわかるはず。