ウィッカーマン (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第4弾) [DVD]
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
グループ:DVD /ランキング:1979
価格:¥ 1,449
発売日:2008-08-07 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
マジカル・ミステリー 
(2008-11-17)
予備知識なしで映画観に行ってあまりに美しく残酷なラストに衝撃を受けた。
この偶然かつ必然的な映画としての幸運(マジック)をどうやってCGで再現できると言うのか!?リリーちゃんは踊らんかったがブリットは踊ってるぞ。
短縮版でも十分に正真正銘の傑作。しかしジャケットがネタばらししてるのはいかがなもんでしょうか。
異様な名作 
(2008-11-07)
旧版DVDの存在を知ったときは既に廃盤&プレミアがついていたので廉価リリースは嬉しい限り。内容の方は大変素晴らしゅうございました。なんつっても下品な島民たちがイカしてます。彼らの明るさ、のどかさが却って狂気を浮かび上がらせるという不気味かつナイスな演出。ギャラなしで撮影に臨んだという(あんた漢だ!)クリストファー・リーも紳士な佇まいの影からキ○ガイぶりを垣間見せてくれて素敵です。巧妙なストーリーも◎だし、何より全編を貫く背徳ムードがたまらなくイイ!説教じみた生ヌルい帳尻合わせに走らないところも潔いです。映画ってのはこうでなくちゃ!こういう気概のある作品には心から拍手を送りたいですね。短縮版ではありますがカットされてるのは主に説明的なシーンだそうで(その一部は特典映像の中でチラ見できる)、それがなくても内容は把握できるしテイストも充分味わえるので、わたし的にはこのバージョンでとりあえず満足です。
太陽神ヌアダはそこにいた! 
(2008-10-04)
古代ケルト民族の風習・イコンが綺羅星の如くちりばめられた驚愕のイメージの奔流。多用される仰角アングル。味のある少しざらついたフィルムの質感。ノスタルジックで不思議と心に響いてくるフォークソング(名曲揃い!)。凄い作品です。凡百の言葉を綴っても実際のフィルムの圧倒的迫力を表現し得ません。これぞカルト映画の金字塔にして大傑作、英国映画史上のマスターピースです。
初めて見た時からもう虜でした。パブの看板娘がセイレーンの様に蠱惑的な歌を唄いながら全裸の体を振り乱し警部を誘惑。キリスト教的禁欲の戒めと葛藤して懊悩する警部。壁越しに触れ合う悶々とした夜。夜が明けて「部屋に来てくれなかったのね、呼んだのに」この時点で私も警部の如く完全にノックアウトでした。そしてすぐにマザーグース的な不思議な歌とともに紅白リボンを子ども達が腰に結わえ付けて踊り編み上げて行き、ストーンサークルで陰部も露わに少女達が輪になり火を飛び越え唄い踊り懐妊の願いを込める。動物のペルソナも強烈な印象を残します。そもそも壁に掛けられた剥製動物の首とか薬屋の店頭に並ぶ気味悪い具材(仔牛の胎児の漬け物とか)を散々見せられているのですからザワザワするのは当然。こういう気の利いた所はハマー映画の伝統なのかも知れませんね。この様に全編通して「死と生け贄」「性交と新生」のイコノロジーがぎっしりとちりばめられおり、日本初公開からまだ10年少ししか経っていないというのに絶対的なファンが存在するというのもうなずけます。
衝撃のラストでは「太陽神などいない!」という苦し紛れの答弁をあざ笑うかのように村人の雄々しい民謡の合唱が轟き、ウイッカーマンが焼け崩れた影から夕陽が限りなく紅く差し込みます。太陽神はそこにいたのです! これぞ完璧な幕引き、そして限りなく恐ろしい閉幕でした。こんな傑作を見ない手はありません。廉価版も出ています。是非一見を。
字幕について 
(2008-08-19)
恒例となっているユニバーサルピクチャーズの欠陥字幕ですが、この作品はさほど目立つ欠陥はない「手慣れた素人」レベルです。デリカテッセンのまるで意味不明だった字幕に比べればかなりまともで、ある程度覚悟している人であれば及第点を出せるのではないでしょうか。しかし決してプロの仕事とは言い難く、ぎこちなさはありますので要注意。
作品自体はユニークで一見の価値がありますから、この作品に特に思い入れのある人と映画をコレクションしている人はスティングレイ版を、そうでもない人はこちらを買っておくのが妥当だと思います。
ちなみに、スティングレイ版に入っている特典のドキュメンタリー『ウィッカーマン・エニグマ』と、TV番組『クリティックス・チョイスwithクリストファー・リー&ロビン・ハーディ』はこちらにもしっかり入っています。
この価格なら買い! 
(2008-08-14)
以前のスティングレイ発売版は廃盤のプレミア価格でしたが、88分短縮版でもこの価格なら十分でしょう。有名なカルト作で内容が内容だけに万人受けするものではありませんが、興味あるなら是非一見の価値ありです。