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母乳育児が必ずうまくいく本―誰もが知りたかった知恵とコツのすべて
Jack Newman
Teresa Pitman
押尾 祥子
光岡 いずみ
メディカ出版

グループ:Book /ランキング:42233
価格:¥ 2,520
発売日:2008-09 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
産科・小児科医療従事者にも読んでもらいたい  (2008-11-15)
著者は、カナダの小児科医です。ラレーチェリーグの『誰でもできる母乳育児』も読みましたが、私はこちらの方が読みやすく、小児科医らしい理路整然とした明快な持論展開とアドバイスが気持ちよかったです。
ラレーチェリーグの本同様、適切な授乳姿勢にアドバイスのポイントを置いています。
ときに母乳育児を妨げる諸言説(誤解)への反論という形をとりつつ、読者を励ましてくれます。この反論の部分は、周囲の無理解に対する理論武装としても役立つでしょう。
母乳の出をよくするためにどうすればよいか、ミルクを足す前にできることが沢山あることを教えてくれます。ミルクの害とまで言い切っているあたり、かなり徹底しています。(一度ミルクを与えてしまったら、その後に母乳で育てようとしてもめちゃくちゃ大変になってしまうんだ、という実感がすごく伝わってきます)
「ここまでやってくれるお医者さんもいるんだな〜」と感心しました。日本の小児科医、看護師さん、助産師さん達にもぜひ読んでもらいたいです。

現在、母乳育児中ですが、妊娠中いかに母乳に関心を高く持つかが、産後のいろいろなストレスをうまく切り抜ける鍵だと感じています。著者も、「生まれてすぐの授乳」の大切さを繰り返し説いていますし、早産の場合やママが糖尿病の場合などにあらかじめどう対応するかなども書いてありますので、実際そこまでできるかどうかはともかく、生む前に知っておくとかなり違うと思います。妊娠中に読んでおくとよいと思います。

ただ、日本では実現できない対策もあります(カナダには母乳バンクというものがあるらしいですが、日本にはありません)。
また、食生活に関してあまり記載がありません。人の消化器官は食文化によって消化しやすい食べ物、難しい食べ物がありますから、日本人には日本人向けのアドバイスがあってしかるべきで、この本だけでなく桶谷式のサイトなどを参考にしたほうがよいと思います。

でもちょっと厚くて理屈の多い本ですので、普通の妊婦さんは『おっぱいでらくらく・すくすく育児』を読むのがいいかも。(←この本、薄くてすぐ読めて、お役立ち度満点でとってもいいですよ)



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