かわいい女 (創元推理文庫 131-2)
清水 俊二 東京創元社
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価格:¥ 714
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
ちょっとトンデモな結末だが 
(2006-10-02)
チャンドラーの傑作のなかでは、息を抜いたような作品だが、この結末がOKである人は自分のように、ミステリーよりもハードボイルドの風味が好きなタイプなのだろう。
女優たちの華やかな生態とショービズの世界を舞台に、ちょいわるオヤジの元祖たるマーロウがもてまくる。そしてお決まりの運命の女と対峙する。
チャンドラーもハードボイルド小説できっちり一人称の冒険もしていたのだから恐れ入る。
たくさん人が死ぬ割にはつまらない駄作 
(2004-03-24)
「大いなる眠り」に続いて再読したが、ミステリーとしての感慨がなく、筋も単調で、正直なところ退屈な小説だった。
アイスピックで首を刺すという殺人方法には何の必然性もなく、犯人探しの気すらおきない。また、出てくる人々もチャンドラーの他の作品に比べて魅力がないうえに、いつもの切れがない。きっとハリウッドでいろいろな映画関係者と交流する内にチャンドラー自身がおもねりの術を覚えてしまったのかもしれない。終わってみるとかなりの数の人間が骸と化しているのだが、サスペンス的な盛り上がりが欠けるために、少しもハラハラドキドキするところがないのである。
この後書かれた「長い別れ」では本物の味を出しているので、この作品は休養中のお遊びみたいなものだったのかもしれないが、読まされる方は堪ったものではない。
どうかしている今日の私は 
(2003-11-08)
「今日はどうかしているよ」自分がマーロウであるかのように・・・
「かわいい女」なんて題名にマーロウが出てなかったら私は決して本に触らない。題名を忘れることに努力するよ。いつも思うがマーロウのセリフを使える奴になってみたいもの。少し聞きたい、女性にとってマーロウは魅力的な奴?いやな奴でしょう。と、思いながら、進んでいく内容。想像力一杯に使った自分好みの美女二人用意して読んでください。あなたのマーロウはどこで落ちますか?想像をめぐらしすぎることもある。また、想像がたりないこともある。
刺激的なタイトル、刺激的なセリフ 
(2003-04-18)
結果は「お約束」どおりでちょっとあっけなかったが、
マーローはもちろん、ほかの登場人物が発するせりふが刺激的。
邦題もまたしかりで、初めて読んだ13歳のときはドキドキしどおしだった。
小品ながら、チャンドラーのエッセンスが詰まっている。