法と経済学―市場の質と日本経済
矢野 誠 東京大学出版会
グループ:Book /ランキング:220563
価格:¥ 2,940
発売日:2007-02 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
各種規制(=法律)が経済に与える影響を知るのに最適 
(2007-07-08)
各種の法律、制度について、法と経済学の観点から深堀されています。章ごとにテーマと執筆者が異なるため、自分の関心分野だけを読むことができます。
個人的には、交換の利益の配分という観点から独禁法の優先的地位の濫用禁止を論じた第2章、アンチ・ダンピング措置を不当廉売との対比で整理する第3章、敵対的買収の是非を企業の相対取引市場の概念により整理する第7章などは秀逸と感じました。
また、薬事制度、出資法・利息制限法、借家法などのパートでは、規制(=法律)が経済にどういった影響をあたえているかが論じられており、本書は規制と経済の関係について学ぶのにも有用でしょう。