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穴 HOLES
ルイス・ サッカー
幸田 敦子
講談社

グループ:Book /ランキング:6155
価格:¥ 620
発売日:2006-12-15 /通常24時間以内に発送

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穴 / HOLES
歩く
カスタマーレビュー
おすすめ度:
たまにはポジティブな世界で  (2007-12-30)
様々な伏線がぱちぱちとはまるべきところにはまり、最後には人生って悪くないかも(まじめにさえ生きていればね)と思える大円団へ。育ちの良いお話です。
たまにはこんなポジティブな世界に浸ってみるのもよいかもね。

久々のヒット!  (2007-09-02)
私の中で久々のヒットです。
本屋で何気なく手にとって、シンプルなタイトルと、おもしろげな表紙の絵が気に入って買いました。

砂漠の中の荒野での穴掘り作業をさせる更生キャンプが舞台です。
穴掘り作業の更生キャンプでの共同生活−
序盤からリアリティがあるような無いような不思議な空気がありますが、その雰囲気にすっと入れるかどうかで評価が分かれる気がします。
(ちなみに私はこういう雰囲気好きですけど。)

昔話が合間合間に入ってきますが、最初はメインの更生施設での穴掘り話の腰が折られるような印象を持ちましたが、ちゃんとつながってるんですねぇ。
全部読むとちゃーんと、全部のエピソードがつながっているのが分かります。
こういう風にきちんとつながってる話し、大好きです。

話の展開も主人公がどうなってしまうのか、ずーっとはらはらしながら読みました。
もう自分もすっかりいい大人ですが、主人公の頑張りに、自分も少年に戻ったような気持ちになって元気をもらいました。
何度でも繰り返し読みたいと思います。

できれば英語版をどうぞ!  (2007-05-29)
 英語版は、意外と字が小さくて量が多くてとっつきにくそうですが、文章そのものは非常に素朴で、読み始めたらスルスル行くと思います。「おー、読める読めるv」という感覚や、淡々と飛びまくるお話がだんだん収束してくるところなど、初級英語を卒業したい人には丁度良い読書経験になると思いますので、できれば原著を読む事をお勧めします。
 けれど、うちの小4の子供(アメリカ現地校悪戦苦闘中)のように、1ヵ月で他2冊と合わせてこれを読破しろ!と言われちゃったり、「ムリ、英語は絶対無理」という人は、このお値段の文庫本ですから、邦訳をお試し下さい。先に英語で完読した私には、どーしても自分の脳内イメージとズレる部分が辛くて、本文読み飛ばしてしまいましたが、邦訳から入った子供は、随分と楽しんで読み返しています。
 私が気に入ったのは、寧ろ「あとがき」と「解説」(森絵都さんじゃないですか!)。「説明するのが難しい、なんだか面白い本」という主張に、思わずウンウンと頷いてしまいました。
 中学校の図書館でも、ハードカバー版が地味に人気でした。何を借りようか迷ってる子に、男の子でも女の子でも、物語好きでもそうでなくても、まだだったら薦めて、まず外さない手堅い本。特に本好きでもない子が、友達に「これは結構面白かった」と薦める本。
 そうそう、なんだかとても可愛い文庫表紙ですが、「黄斑トカゲ」のビジュアルだけは、まんま受け取らないように。体色は「黄緑」で、黄斑はとても判別し難く、寧ろ目の周りが赤かったり、歯が黒かったり、舌が白かったりする方がよく見て取れるはずです。黄斑がはっきり見えたら・・・ああ、あなたが例のモノを食べてない限り、噛まれて終わり、ですよ?

耳をすませば。  (2007-03-27)
これはまさしく聴く「物語」。語りに耳をすましたい。
「小説」として「読んだ」なら、好みの問題ではあるが、
食い足りないと感じる人もいるかもしれない。

行間たっぷり。間(ま)の文学。
その奥にふくよかなものが潜んでいる。
味わうかすっとばすかで面白さは天と地ほどに違うはず。
すべては読者の想像力と思考力にかかっている。
すっとばしたら、何がなにやら、筋書きすら満足には追えないだろう。

世の中、読書も急ぎ足。数をこなす。そういう読書も楽しかろうが、
一冊の本を、手垢がつくほどじっくりゆっくり、繰り返し読む読書もある。
どちらを選ぶかは人それぞれだが、
子供たちには、「本読み巧者」の大人をまねて、
なんでもかんでも読み飛ばす癖を最初からつけてほしくない。


トップクラスのファンタジー  (2007-02-27)
子供向けのファンタジーだと思って読み始めたのですが、決してそんなことは無いです。もちろん子供が読んでも面白いでしょうけど。現実にはありえない設定ですが自然や人物の描写が巧みで荒唐無稽な感じはまったくしません。構成も見事で読んでて面白いだけでなく読後感も最高です。マーク・トウェインのトム・ソーヤーの冒険やハックルベリー・フィンの冒険に似ていると思いました。きっとこの小説も将来にわたって長く読み継がれることでしょう。



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