カスタマーレビュー
おすすめ度:
何度読んでも、途中でイヤになる 
(2006-02-12)
このレビューを何度書いたり消したりしたことか。評判の良い本なので、読み通せない自分が悪いのだろうと、何度も再チャレンジしたが、いつも途中で投げ出してしまう。これまで、この本を買った多くの皆さんに聞きたい。この本、本当に役に立ちましたか?私には、解説がくどすぎていつも途中でイヤになってしまう。きっと、この内容をそのままビデオでみたら、結構いけるのだろうとは思う。でも、文字を読むときは、もっと簡潔に書いてほしい。私には、SteanのSimple Chessの方が余程読みやすく為になった。また、他の本を色々読んでいるうちに、私にとってこの本はもう不要になった。
すばらしいチェス戦略解説本 
(2002-02-17)
シールマンのチェス戦略解説は、すばらしい。読者にまずチェス戦略の基礎を分かりやすく解説します。話の骨子は、著者がインバランス(戦略的な偏り)と呼ぶ7つの要素。この要素を見つけ、自分にとって有利なインバランスを増大させ、相手有利のインバランスを減少させます。これで有利な体制が自然に出来あがるという話です。まず、最初の部分でこのインバランスについて概説し、その後、本の大部分で実践例の解説を通し、詳細を理解させます。解説は基本的に読者に「この体制ならあなたならどうしますか」という問いかけを行い、考えさせてから実際はどうなったか回答を教える姿勢です。そういう感じの解説が行われます。また、各章の最後で問題が出題されます。この問題を解くことで自分がどれくらい著者の解説を理解したか確認出来ます。問題に対する回答は本の最後にあります。
チェスの基本を知っていて、これからさらに強くなろうという人に向くと思います。チェス初心者向きではありませんので、勘違いしないでください。
また、著者のシールマンは、「守り型」チェスプレヤーだと思います。攻撃型プレヤーにとっては、シールマンの「如何に相手の攻撃手段を未然に防御するか」という趣旨の解説は、少し物足りない可能性はあると思います。しかし、シールマンも指摘するように本当に強いプレヤーになるには、必要なときは攻撃するし、必要なときは「相手の主段を未然に防御する」必要があります。これから強くなろうという人にとり必読の書だと思います。