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Women With Attention Deficit Disorder: Embrace Your Differences and Transform Your Life
Edward T., M.D. Hallowell
John J. Ratey
Kate Kelly
Peggy Ramundo
Underwood Books

グループ:Book /ランキング:126109
価格:¥ 1,415
発売日:2005-12-07 /通常24時間以内に発送

レビュー(Amazon.co.jp)
   自分の部屋を片づけることができず、ゴミの中に埋もれるようにして暮らす女性について、多くのマスコミは半ばおもしろがって取り上げる。本書はその原因が本人のだらしない性格にあるのではなく、神経系の障害である可能性を唱え、全米でベストセラーとなった。

   この神経系の障害は、ADD(注意欠陥障害)と呼ばれる。幼いころから兆候が現れていても、見落とされることが多く、大人になるまで本人が気づかないことも少なくないという。さらに、散らかす、なくす、忘れるといった特有の症状は、社会が女性に期待する女性像とのギャップが大きく、「片づけられない女」というレッテルを貼ることで、解決されてしまいがちだ。カウンセラーであり、自らADDである著者は、本書でADD女性が直面する困難に触れながら、ADDを持ちながら充実した人生を送るための意識改革の必要性を説き、同じ悩みを持つ女性たちにエールを送っている。(夢千慕)

カスタマーレビュー
おすすめ度:
やっぱり私もADD??  (2008-09-17)
この本は、ADDの症状についてとても詳しく書いてありました。私は、相談機関で家庭環境が影響しているから違うと言われましたが、自分に当たっていることが多かったです。一度には頭に入らないので、またじっくり読みたいです。

ストップ!リタリン  (2007-09-23)
この本でADHDにリタリン服用を推奨しているのは、大きな問題です。
 
 リタリン乱用者は、口をそろえてこのように言います。「薬を飲むと、最初はとても集中力が増し、何でもできるような気がした。」これは、覚せい剤使用にも共通します。同様に、注意力が散漫であったり、落ち着きがなかったりする子どもがこの種の薬を飲むと、一時的に落ち着き、周囲にとって望ましい行動をとることができます。はっきり言ってしまうと、子どもの行動や思考を変えることのできる安易で即効性のある手段なのです。当然ながら、そこには子どもの心身に深刻な影響を及ぼすリスクが存在します。ところが、現場の医師からは十分な情報が伝えられていないのが現状です。

 リタリンや同種の薬には、突然死や依存などの危険な副作用がありますが、服用する子ども本人は当然、親も通常そのような情報を知りません。また、ADHDの診断が、うつ病の診断と同様、客観的基準が存在せず、医師の主観によってのみ判断され、誤診も多いという実態を知る人も数少ないのです。子どもが問題行動を起こしている場合、本人よりも周囲の環境に問題があることも多いのですが、全て子ども本人の「発達障害」のせいにされ、ただ子どもが薬で抑え付けられる危険性があります。

 今や精神医療業界に於いても「お荷物」となりつつあるリタリンに代わり、リタリンと全く同じ成分(塩酸メチルフェニデート)の新薬、コンサータがまもなく承認される予定になっているという情報を入手しました。コンサータの適応症はADHD(注意欠陥多動性障害)に限定されますが、承認されれば国内発のADHD治療薬となり、新たな側面の問題が生じます。すなわち、薬の認可が先行した欧米諸国で深刻な社会問題となっている、子どもへの薬漬けと乱用問題です。


単に「生きにくい人」の言い訳になってはいけない  (2006-12-09)
日本における「ADD・ADHDブーム」の火付け役となったこの本である。
自らもADDであるというアメリカ人女性によって書かれたものであるが、日本でこんなにウケたというのは想定外だっただろう。
この本では、ADD・ADHDを「脳器質障害」と断定しているのである。
つまり、「片付けられない」のは、怠け者だからではなく、そういう脳の機能をしているからですよ、と言ってくれている。
これに喜んだ人が、想定外にたくさん居たのであった。
実は私も「コレだ!」と思ったうちの1人であった。
ところが、その後「捨てる技術」や「捨てる決心」などの捨て本を読み漁り、「捨て」に快感を覚えて物を減らしていった結果、今では家族にも「片付いている」と言われるまでになった。今でも片付けるのは得意ではないし、片付けには努力を要するが、物があふれてどうにもならない、という状態になることはもはや無い。
とすると、ADDだと思ったのは勘違いだったのかしら。なぜなら真のADDであれば、他人の助けを借りる必要がある、とこの本には書かれている。
程度の差という問題なのかもしれないが、他人の手を借りないと整理できない、というほどの真のADDというのは、実はごく少数なのではないか…というのが私の実感だ。
ADDやアスペルガーの場合、その根拠を確定するために実際にCTを撮った人がどのくらいいるのだろうか。また、「やっぱりあなたの前頭葉には問題がありますね」と言われてほっとしたからといって、片付けられるようになるわけでは当然ない。ないので、診断が得られても得られなくても、片付けられるようにならなくてはなんの意味もない。
ADDやHSPやアスペルガーとかに飛びつく人というのは、とりもなおさず「生きにくい」と思っている人なのであろう。
が、アメリカのように、これを言い訳に使って世の中を渡っていくということの是非については、まだまだ議論が足りない。

この本を読んで病気と向きあう  (2005-05-17)
もの忘れが多い、部屋が片付かない、計画が立てられない、人とうまくコミュニケーションがとれない・・・。今まで自分の怠惰な生活習慣から来ているのだと思い、それなりに努力をしてきた。そう、人の3倍は努力をしないと人並みの生活が送れないのだ。しかし人は結果だけを見て「できる人」というレッテルを貼る。そのギャップに罪悪感を覚えながら約30年間生きてきて、神経が磨り減りそうだった。そんな時この本に出会った。ADDという病気をはじめて知った。生まれつきの脳の病気だという。本書に書かれている症状を読んで自分もその病気なのだと確信した。
なぜこの病気の認知度が低いか、それは見た目には症状が分からず、社会生活上支障がないように見えるからだと思われる。しかし、この本がベストセラーになったのは、ADDという病気により社会生活がまともに送れない、または他人(身内を含む)から低く評価されるということで悩んでいる女性が全国に多数いたからではないか。
日本にはまだ専門医がほとんどいない状況である。せめてこの本で今の状況を受け止め、心を軽くしてもらいたいものである。

言葉が独り歩きしていませんか?  (2005-03-08)
この本は、ADD女性の抱える問題や、ADDという障害についてすごくわかりやすい紹介がなされている本です。

多動のないADD、とくに女性のものは見逃されやすく、この本を読むことで、周りの人間あるいは自分自身について理解が深まるというケースはたくさん存在するでしょう。

そのことはわかっているのですが、どうしても私が気になるのは「片づけられない女たち」というタイトルです。
ADDについての理解が浅い日本で出版するにおいて、この題名になったのでしょうが、ADDへの理解よりもこの「片づけられない女」という言葉だけが一人歩きして、ともすると片付けが苦手な女性を揶揄する言葉としても使われていると思うのです。

発達障害を取り上げた本には、日本語訳の際に誤解を与えがちな題に改題されている本が多いですが、この本もその一冊だと思います。

というわけで、内容的には星5つつけたいのですが、ひとつ減らして星4つにしておきます。




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