カスタマーレビュー
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ナショナリズム研究の定番『想像の共同体』! 
(2004-01-16)
本書『想像の共同体』は、数あるナショナリズム研究のなかでも、もっとも有名な著作のひとつであろう。著者ベネディクト・アンダーソンや著作について知らなくとも、「想像の共同体」という言葉を知る人も多いと思う。本書は、ゲルナーの『ネイションとナショナリズム』などと同様、ネイションを近代化の産物と捉える。とりわけ、著者が「出版資本主義」と呼ぶ、印刷物の流通によって、ラテン語を共通語とする特殊キリスト教的共同体以外でも、人々の流動化が進むことによって、ネイションの形成へと向かうことになる。いずれにせよ、ネイションとはいわば「擬制」であり、アンダーソンは、それゆえネイションを、「想像の共同体」と称したのである。本書を、アンソニー・スミスの著作と対比するのは興味深い。
国民国家とは何か 
(2000-12-04)
世界を覆い尽くした「国民国家」という枠組を改めて問い直すためには、その形成過程を考えなければならない。本書は国民国家を「想像の共同体」として捉え、それがどのようにして造られてきたのかを探る。 ナショナリズムについて考える者には必読の書である。