カスタマーレビュー
おすすめ度:
相変わらず広範だが、より客観的内容に 
(2007-02-01)
カバーされている地域・場所は相変わらず広範だし、各国の歴史・文化にはじまる背景・一般情報も読み応えがある。その意味で本書に勝てるガイドブックはBradtくらいだろう。
Lonely Planet全体に言えるのだが、以前は実体験を主観的な記載と膨大な情報量でそのまま伝える内容だったのに、版を重ねるごとに徐々に正確性と客観性を追求するようになってきている気がする。ガイドブックとして権威が出てきたことの裏返しなのかもしれないが、読み物としての面白さはなくなってきた。ガイドブックとしても、かなり選別されたあとの情報しか載せていないように思える。情報量は旧版に比べて減っているし、内容的にも他のガイドブックとの違いが圧倒的に大きいとはいえなくなってきた。もっとも、それだけ洗練されて、信頼度が増したのかもしれない。そのあたりの評価は、読み手の受け止め方と利用方法によるだろう。
私としては、かつてホテルやレストランのサービスが悪くても、体験した通りにそれを記載していた点に評価を見出していたので、この変化はやや残念だ。