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Rising Tide: Lessons from 165 Years of Brand Building at Procter & Gamble
Davis Dyer
Frederick Dalzell
Rowena Olegario
Harvard Business School Pr

グループ:Book /ランキング:21697
価格:¥ 3,208
発売日:2003-12-11 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
P&Gまたはブランド論について学習したい全ての方にお勧め  (2005-05-05)
本書は、P&Gの社内文書の閲覧に加え、経営陣や従業員との独占インタビューが許可された、史上初めての本である。内容としては、P&Gの歴史の草創期から近年までを振り返る形で、特に草創期の章では伝説的なブランドであるアイボリー(石鹸)、タイド(洗剤)、クレスト(歯磨き粉)、パンパース(紙オムツ)などの誕生と進化が克明に描かれている。またその後の歴史の中で、P&Gが消費者満足や世界での競争を学習してきた経緯が、製品革新、世界展開、リーダシップの変化、事業再構築、ブランド構築などのキーワードを通じて解説されている。

特に日本市場での失敗と成功は、そのジョイントベンチャーとしての出発から、初期のチアーや流通戦略での失敗、パンパースの成功と失敗、流通改革、近年の大規模コスト削減や、ジョイ・プリングルス・SK-IIの成功まで、ひとつの章を割いて克明に解説されている。また近年のP&Gの世界戦略であった大規模なリストラや、サプライチェーン(ECR活動)、東欧の新市場への進出、伝統あるブランドのポジショニング変更、ヘルスケア分野への拡大、中国での苦戦などについても詳しく描かれている。本書は、世界的企業であるP&Gのブランド構築を中心とした165年の歴史から、近年の戦略的方向性までの全てを把握できる貴重な本であると同時に、最終章が「ブランド構築の原則」という内容で締めくくられていることからもわかる通り、P&Gのブランド構築の秘訣を徹底的に解明した本でもある。

世界的優良企業としてのP&G自体に興味を持つビジネスマン、ブランド論やマーケティング、及びグローバル展開を携わるメーカーの経営企画やマーケ、広告代理店の方は、読んでおいて損はない良書。当然、外資系企業やP&Gに興味を持つ学生にもお勧め。日本語版も出るらしいので、そちらを待つという手もあるかもしれない。




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