The Beatles Anthology
Paul McCartneyGeorge HarrisonRingo StarrJohn Lennon Chronicle Books
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価格:¥ 5,618
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レビュー(Amazon.co.jp)
いまさら、ビートルズについて新たに語るべきことがあるのだろうか?いや、これまで言いたいことを言い尽くしていなかった人たちがいる。それはビートルズ自身と、ごく近しい友人たちだ。彼らに直接話を聞けば、新しい真実が明かされるはず。『THE BEATLES ANTHOLOGY』に映し出されるビートルズの世界は、まるで万華鏡のように千変万化だ。しかもそこには鋭い洞察力が感じられる。この本の魅力は多層的で、まずは、視覚的に楽しませてくれる。リボルバーのオリジナル・アルバムのカバーなどという豪華名品から、信じがたい若さのメンバーたちのポートレートまで、思いもよらない未公開写真が満載だ。次に、かなりの大書にもかかわらずさらりと楽しく読める。引用されているビートルズの言葉は、どれも才気にあふれ思慮深く、ミック・ジャガーが「4つの頭を持つモンスター」と呼んだグループのメンバーそれぞれが、独自の考え方を持っていることを示している。たとえば潜在的な直観能力を解放するために頭にドリルで穴を開けよう、というのはジョンならではの発想だ。(ポールはジョンに、自分がまず試してみろと言ったらしい)。
いちばんの魅力は、ビートルズが彗星のように世界を席巻する過程を、メンバーと同じ視点で「裏側から」見られることだ。たとえば、ティーンエージャーだったジョンやポールと一緒に、「モク(タバコ)をやりに」墓地にこっそり忍び込む。そこで2 人は、墓碑に刻まれていた、ファーザー・マッケンジーや、エリナー・リグビーといった名前を、無意識のうちに頭に刻んだのだ。あるいは、ポールが夢の中で、ある曲に最初につけた歌詞を聞くことができる。「Scrambled eggs, oh, my baby, how I love your legs.(スクランブルエッグ、ああ、愛しいきみよ、きみの脚はなんてすてきなんだ)」(さいわい、できあがったのは『イエスタデイ』だった)。また、エルビスと一緒に即興演奏をしたときのことや、ボブ・ディランにマリファナを吸わされた夜のことも、詳細に知ることができる。(ポールは興奮状態で「宇宙のメッセージ」を書きとめ、翌朝、「THERE ARE SEVEN LEVELS」というフレーズが走り書きされているのを見つけた)。たった1人、スタジオで幻覚剤のLSDを服用したメンバーがいたこともわかる。アンフェタミンと勘違いしたジョンだ。アビー・ロードのスタジオの屋上で、星の美しさに驚嘆して、『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』のヒントがひらめいたはいいが、あやうく足を踏み外して死ぬところだった。
本書は、ビートルズというグループの自然体で伸びやかな面を、しっかりと捉えている。その伸びやかさがあったからこそ、彼らは不滅のグループになったのだ。さまざまな争いごとが明らかにされているが(『ヘイ・ジュード』で、ジョージがポールのボーカルに応答するギターのフレーズをつけ加えたとき、ポールがそれに反対してもめた)、なぜ彼らが共に活動していたかについてもつづられている。リンゴは、いみじくもこう言っている。「エルビスには、へつらう人はたくさんいても、友だちはいなかったみたいだ。だから坂を転げ落ちていった。それに比べてぼくたちは、みんな代わるがわる頭がおかしくなっても、決まってほかの3人がそいつを正気に引き戻したんだ」
ビートルズを愛したことのある人はみんな、この本のおかげで、かつてなじみだった場所に帰ってきたような気持ちになるだろう(そして今なら、ヨーコも温かく迎えてくれる)。
カスタマーレビュー
おすすめ度:
やはり原書で! 
(2007-02-01)
この本は、邦訳も出ているが、ビートルズファンとしては、やはり原書で読みたい。また、原書でよんでもそれほど難しくなく、数々の歌詞で鍛えられたB'sファンなら楽勝のはず!CD、DVD,そしてこのAnthology原書、身によくつくB'sではあります。
ファン必読 
(2005-09-05)
ともかく濃密なビートルズオフィシャル本。ビートルズに関する本はたくさんでているがメンバー全員と関係者自身が語っているので段違いによい。ものの語り方からもメンバーの性格の違いなどが見えておもしろい。ジョン・レノンが存命中にこの企画ができればよかったと思うが。
ファンでなければ正直読破は辛い。だがファンならば時間を忘れて読めるのではないかと思う。
ちなみにこの本に興味があるならば、DVDの方もおすすめだ。こちらもかなり濃度が濃い。
情報量は凄いけれど。 
(2005-03-22)
昔から、Beatlesの日本におけるファンクラブの対立抗争を見てきたけれど、「シネ・クラブ」でないほうが頑張りましたね。
でも、今までに何度も出してきたこの種の企画の追加版であって、アップツーデートにする意図はわかりますが、消して安くはないのだから、この際、バインダー形式にして、追加版を加除できるようにしたらいかがでしょう。
同じような企画の本を~「ビートルズ大百科」以来~買ってきた人間にとって、なんだか、何年に一回か大枚をとられるようで、悔しいですね。
いつもながら 
(2004-02-18)
ファンとしては、もうすでに知っている内容が多いと思われたのですが、思わず買ってしまいました。全てのアルバムを持っているのに、ベストを買ってしまう心境でしょうか。やはり、ビートルズの魅力、いや魔力なのでしょう。眺めているだけで満足です。
初回盤 
(2003-12-31)
の印がある事だけに満足。
内容はビートルズマニアには当たり前?のことで・・・
でも買ってしまったんだな