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Running with Scissors: A Memoir
Augusten Burroughs
Audio Renaissance

グループ:Book /ランキング:-
価格:¥ 5,171
発売日:2005-12 /只今品切れ中
レビュー(Amazon.co.jp)
   オーガスティン・バロウズの『Running with Scissors』は、悲惨であるにもかかわらず非常におもしろい自叙伝だ。冒頭に、著者について多くのことを物語る一節がある。幼いオーガスティンは父親とゴミ捨て場に行き、ガラスの天板に傷のついたコーヒーテーブルを見つけて家に持ち帰りたいと思う。「病院の待合室のように雑誌を扇状に置けば、傷を隠せると思った」と、彼は書く。「そして3時間もかけてウインデックスで磨けばきれいになるはずだ、と」

   たしかにバロウズが綴る子供地代には、無数の傷がある。父親はアルコール中毒、母親は情緒不安定で、オーガスティンを自分がかかっているセラピストの養子にしてしまう。オーガスティンはセラピストの風変わりな拡大家族の一員として思春期を過ごし、処方薬をむさぼり食い、古い電気ショックの機械をいじくり、裏の小屋に住む小児性愛者と性愛行為にふける。しかし、多くの人ならゴミ捨て場に投げ捨ててしまうような人生に、バロウズは精力的に装飾をほどこし、丹念に磨きをかけた。ちょうど幼いころ、古いテーブルに磨きをかけようとしていたように。

   自分を捨て、心の平衡を失っていく母親を彼は決して見捨てない。そしてみずからの運命を嘆くかわりに、それを魅力的なものにしていく。「美の帝国」を計画し、伴奏なしで『ユー・ライトアップ・マイライフ』を地元の精神病院で歌う。

   著者の冷静な視点のおかげで、この作品は自叙伝にふさわしいバランスのとれたものになっている。感情的であってもそれにおぼれることなく、観察は鋭いが客観的すぎることはなく、滑稽だが無理に笑わせようとはしていない。最終的には読後感のいい作品だ。過酷な幼年時代を乗り越えていくバロウズの姿には、その精神力によって生き抜いていくだろうと感じさせるものがある。そして、例のコービーテーブルも、いつかは見事に再生されるだろうと思えるのだ。(John Moe, Amazon.com)

カスタマーレビュー
おすすめ度:
なんとなく  (2007-09-10)
crazyな作者の幼年〜思春期、個性的過ぎる登場人物。完全なbiographyなのですが、なんとなくJohn IrvingのThe world according to Garpを彷彿とさせる作品。もっと強烈ですが。非常にシンプルな英語で読み易いです。

Incredible story  (2005-03-07)
I had difficulties putting this book down simply because I was too good to be set aside. It is a unique and quite as bizarre story. Nevertheless, I consider this book to be memorable, highly disturbing, touching, fascinating and quite very funny. I recommend it to those with strong stomachs. However, for mild, strong or weak stomachs who love good reads, I recommend THE USURPER AND OTHER STORIES.

other good reads are The Union Moujik, Disciples of Fortune, A Fractured Life


フィンチ・ファミリーはとにかくすごい  (2003-07-13)
もともと不仲だった両親が離婚して、精神的に不安定な母親により、その精神科医の
一家に預けらることになった少年時代の回想録。
この本の読みどころは、とにかく出てくる人が全員常軌を逸して破綻しているところだ。
売れない詩人で、次々と女の愛人を作る母親。イェール出のエリートのはずなのに、

患者を自宅に住まわせたり、マスターベーションのための部屋を診療室に持っていたりと
奇行を繰り返すドクター・フィンチ。
父親がこれだから、フィンチ家はほかのメンバーもとにかくすごい。元患者にして、ドクターの養子の
ブックマンは自分の半分以下の年齢のオーガスティンに手を出し、性の奴隷として日々奉仕する。

フィンチ家の娘なのに、人はすべからく最良の環境を選ぶ権利があると!する父親のおしえにより、
これまた元患者の、金持ちの養父を選んだナタリー。この人もかなりすごくて、休みの日に遠出するのに、バイト先のマクドナルドの制服のまま出かけちゃったりする。

自らの境遇に対する乾いた描写と、そこにときどき混じってくるゲイならではの繊細さ、

おセンチさが独特のスタイルを形作っていて、それがこの著者の魅力になっている。




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