レビュー(Amazon.co.jp)
『Long Way Round』は2人の男の驚くべき(バイクの)旅の物語だ。2人の男とは、英国きっての売れっ子俳優ユアン・マクレガーと、有名な映画監督ジョン・ブアマンの息子、チャーリー・ブアマンである。2人が旅の模様を本の形にすることができたのは、(そして、それをテレビシリーズとして紹介することもできたのも)有名人だからこそかもしれない。しかし、そんなことで本書を見くびらないでほしい。2人の著者は、この壮大な旅を真摯な態度で伝えている。しかも、彼らが伝える言葉には映像を超える価値がある。映像は旅の興奮をよりダイレクトに伝えてはいる。しかし、本は、(何度も困難に直面した)2人の旅人の心模様を、より細やかに伝えている。共著者であるロバート・ユーリが性格的に2人と似ている(と同時に全く違ってもいる)のも興味深い。
マクレガーにとって、バイクは俳優のキャリアと同じくらい大切だという。彼はあるとき世界地図を眺めていて、ふと気づいた。(ベーリング海峡のところでほんの一瞬「ずる」をすれば)バイクだけで世界は1周できる! 彼はさっそく親友であり俳優仲間であるチャーリー・ブアマンを食事に誘い、この話を持ちかけた。――ロンドンからニューヨークまで自分の影を追いかけてみないか? 太平洋はシベリア―アラスカ間で超え、世界のあちこちを周ってみないか?
言うまでもなく、冒険には災難がつきものだ。銃を持ったウクライナ人、モンゴルの遊牧民、それに(最高に厄介な)パパラッチとの遭遇が、旅の緊張感を増している。しかし、2人が走った2万マイルは、彼らにとっては困難の連続だったとしても、読者にとっては最高の気晴らしとなる。これほどの冒険を終えてしまった2人は、次はいったい何をするのだろう? バイクで月旅行というわけにはいかない。 (Barry Forshaw, Amazon.co.uk)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
私の英語力も「険しい回り道」 
(2005-08-17)
学生時代から英語は嫌い&成績も悪かった私ですが、
元々映画や洋楽ファンだったので、時々英語の勉強をしたくなります。
自分の語彙力の乏しさ、同じ単語を何度も調べてしまう記憶力の悪さには、
我ながら腹を立てたりウンザリしますが、大枠をつかめば何とか・・・。
イギリスならではの表現(単語)に感心したり、
富も名声も手にしたように見える俳優の人間くさい一面が垣間見えたり。
さらに、「あの映画撮影時、私生活でこんなことがあったのか」
というような記述もあり、彼らの映画作品を見たことがある人なら
なかなか楽しめる本だと思います。
英文にウンザリしたときは、挿入されている写真を見て気を紛らわせ、
読破というゴールを目指しています。