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Hard Rain
Barry Eisler
Michael Joseph Ltd

グループ:Book /ランキング:988274
価格:¥ 2,135
発売日:2003-07 /只今品切れ中
カスタマーレビュー
おすすめ度:
スーパーマンじゃないけど、スーパーマン  (2004-03-05)
シリーズものの2巻。この本から、読みました。なんとか読めましたが、やはり1巻から読んだ方が良かったです。

主人公の殺し屋は、この巻では、仲間を殺され、自分も狙われる。自分を狙う殺し屋との対決が、主軸になります。それに、CIAの陰謀等が、絡んできます。主人公の殺し屋は、不安がったり、怖がったり、と一見スーパーマンぽくないけど、殺しや尾行、尾行を撒くテクニックなどは、超一流。やっぱりスーパーマンです。

筋自体は、そう複雑なものでなく、読みやすいものです。殺しのシーンも派手さはないものの、確実・着実さがプロっぽく、ちょっと他の本では、お目にかかれないものでした。

半分ぐらいは、主人公の殺し屋や他の登場人物の日本観が語られてます。日本文化、日本人の行動様式、日本の政治・社会の制度などです。


Cool and little bit dark  (2004-02-19)
海外の作家が書いたとは思えない日本の現状の描き出し方など、
一作目の延長線上にあることは間違いないのですが、
人間の脆さや弱さ、危うさといった物を緻密な描写をもって描き出しているという点で、
一作目の「雨の牙」よりも内容に深みが出ています。

おすすめです。


雨の牙を凌ぐ作品です。  (2004-02-12)
この作品には、派手な銃撃戦も、非現実的な国際的陰謀と言ったものは、一切出てこない。それでいて、読者のありふれた予想を裏切る展開で、ぐいぐいと読者を作品の世界に引きずり込んでいる。主人公ジョン・レインは、ゆるぎない価値観を持ちながらも、人間の弱さ・悩みを抱えながらも意志の力で自分を制御している極めて魅力的な男である。それでいて、事務処理をするがごとく、人を殺すという極めて危ない人物でもある。従来の人間離れしたサスペンスものの主人公と異なり、リアルな人間として描かれている主人公の魅力がそのままこの作品の魅力と言っても過言ではないだろう。そして、リアリティにあふれる人物を描く一方で、「都会」をしっかりと浮き彫りにしていることもこの作品の大きな魅力の一つとなっている。最近繁華街で設置されている監視用カメラや住基ネットとの関係や、ヤクザの社会的な位置付けなど、日本の社会が抱えている問題が上手く描かれている。外国人の目から見た日本は、今更ながら極めて新鮮で、真実が含まれている事を改めて認識させられた。数年間の日本滞在経験をもつ作者には、次作以降も辛口の日本観察を披露してもらいたい所である。1作目より2作目、2作目より3作目が楽しみとなるシリーズは滅多に無い。3作目の発売が待ち遠しい。



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