The Tombs of Atuan: The Earthsea Cycle (Earthsea#2)
Ursula K. Le Guin Simon Pulse
グループ:Book /ランキング:23008
価格:¥ 874
発売日:2001-09-01 /通常24時間以内に発送
レビュー(Book Description)
「ゲド戦記」第2話原著
少女テナーは、太古の名もなき「大地の精霊」を祀る大巫女に選ばれたときに、すべてを奪われた――家も、家族も、持ち物も、そして名前さえも。なぜなら彼女は、「喰らわれし者」アルハとなり、忌まわしいアチュアンの墓所を守る運命だったからだ。そんなテナーは、闇の迷宮を探索しているさなかに、若き魔法使いゲドに出会う。ゲドは墓所に隠された偉大なる宝物、エレス・アクベの腕輪を手に入れるためにやって来たのだった。だが同時に、ゲドは魔法の光をもたらした。そしてゲドとテナーは、テナーが囚われていた闇から、ともに脱出するのだった。
数百万部を売り上げたアーシュラ・K・ル=グウィンの『Earthsea Cycle』(邦題『ゲド戦記』)は、世界中のファンタジー愛好家の本棚で、宝物としての地位を獲得している。複雑で創造力に富み、奥深い倫理観を漂わせるこのシリーズは、J・R・R・トールキンやC・S・ルイスの作品にも匹敵する究極のファンタジーとして、ル=グウィンを史上もっとも名の知られたファンタジー/SF作家に押しあげた。ル=グウィンは現在、オレゴン州ポートランドに暮らしている。
カスタマーレビュー
おすすめ度:
心理舞台劇 
(2007-08-15)
第一作の「A Wizard of Earthsea」が「動」の物語なら、第二作の「The Tombs of Atuan」は「静」の物語でした。映画にするにはもっとも難しく、いい心理舞台劇を見ているなと感じさせる小説でした。
主題は第一作ほど単純ではありません。この作品のなかで、「evil(悪)」とされるものが、ほんとに「evil」だったのか、私には分かりませんでした。単にゲドが所属する世界にとって「evil」だったのではないかとも考えられるからです。(だから評価は3.5点です)
主人公であるテナール(Tenarのスペイン語読み)は幼くして大巫女になりますが、大巫女・アルハ(Arha)のあり方は、チベット仏教のダライラマのあり方によく似ているようにも思えます。
#と言うことは、作者はチベット仏教を「evil」だと言いたかったの。(そのようなことはありえない!)
テナールが大巫女を勤めた宗教は、いかがわしい黒魔術というイメージも確かにありましたが・・・、それを「evil」と言い切れるのか、私には自信がありません。
最高傑作 
(2007-01-23)
ゲド戦記の中でThe tombs of Atuanがもっとも好きです
それは美少女テナーが登場するからです
テナーはアチュアンの墓地を出ますが
その理由はゲドを見て一目ぼれしたからです
テナーの登場によってゲド戦記が新しい展開をむかえることになりました
どうぞ原文で味わってください
少しスローなスタートだけど、展開する世界観が良い 
(2006-07-14)
The Earthsea cycle の第二作目。第一作と直接は繋がっていない導入の部分(Alhaの生い立ち)が少し長く、戸惑う読者もいるはず。洋書の入門としては、この導入部がやや難関かも知れない。ただ、「名前を奪われた」Alhaの気持ちを追いながら読むと、後半の展開に感情移入がしやすい。単純な自己解放の物語に終わらないところも、このシリーズの優れているところだと思う。共感できる部分も多く、読む価値のある一冊。
自由への憧れ 
(2003-11-10)
アースシーシリーズの二作目となる本作は、一作目とは違い、Arha(Tenar)という少女が前半の主人公となっている。彼女は幼いときに、アチュアンの墓を守るものとして選ばれ、Arhaとして「名のない者」に仕えてきた。しかし彼女だけが入ることを許される地下の迷宮に、ある魔法使い(Ged)が迷い込んでくる・・・。前半、ArhaがGedに出会うまで少し辛抱が必要なため、★は四つ。しかし後半は一気に読める。
ArhaがGedを見つけ、なぜか彼に惹かれていく過程は、とてもどきどきして読んだ。彼女はGedが侵入者で、主を汚すものだと分かっていながら、どうしても殺すことができない。迷宮から出られずに弱っていくGedを隠し穴から見つめる場面や、彼を人手の届かない財宝の部屋に閉じこめる場面にはArhaのGedに対するかすかな憧!れのようなものが感じられる。そのGedは一作目より数段大人になっていて、冷静で頼もしい。Arhaに自由になることを教えるラストには本当に感動した。
闇と光の対決 
(2002-05-16)
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