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The Millionaire Next Door: The Surprising Secrets of America's Wealthy
Thomas J. Stanley
William D. Danko
Pocket Books

グループ:Book /ランキング:18484
価格:¥ 1,866
発売日:1998-10 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
人生の価値観を変える一冊  (2008-07-14)
出会えて心の底からよかったと思える一冊。
20代で読めたのは幸せでした。

テレビなどに出てくる億万長者のイメージは豪邸に住み、高級車に乗り、ブランド品で着飾りなどの物質的に華やかなものです。
私も漠然と金持ちになりたい、そしてそのようなライフスタイルを送りたい。
そしてそれこそが人生の成功であり幸せであるのだと信じていました。

しかし現実の金持ちは無駄な見栄を張ることに金などをかけずに嫉妬を買わないように質素に暮らしている。
これはなんていえばいいのか本当に衝撃的で、目からウロコがボロボロと取れる実態でした。
冷静に考えると羨望の眼差しでみられたところで別にメリットがないんですよね。
例えばポルシェを買っても乗る時間なんてそうないし、乗ったところで若い女性がキャーキャー言い寄ってくるわけでもない。町で歩いているときにポルシェを所有しているかどうかなんて誰も気にしていないわけです。
メディアに出てくる成功者は物質的に成功を誇示することで欲望を拡大再生産させることが目的であり、口悪く言えばマルチ商法の勧誘集会で「私は成功してポルシェを買いました!」と子ねずみを熱狂させて煽るのと変わりないわけです。

そもそも金持ちになってどうしたいのか?そこから考えるようになります。
メディアに出てくる物質的な勝ち組(笑)なりたいのであればこの本は非常につまらないものになるでしょう。



耳に痛い話が多いが、極めて示唆に富む  (2008-06-22)
 日本では、金持ち本と下流社会本が売れているというが、金持ち本の中では、ものすごく示唆に富んだ本である。
 題名としては、「資産家に学ぶ」とした方がよいぐらいである。

 金持ち本では、いかに収入を伸ばすかにフォーカスしているものが多いが、本書は、資産家は、徹底した支出管理と投資で資産を蓄積していることを示し、実際、誰も大金持ちと思わないような大変慎ましい暮らしをしているとしている。
 逆説的に、「フィナンシャル・プランナーで倹約を奨める人はいない。彼らは得てして視野が狭い」とまで語っている。

 ほとんどの人に耳に痛い(であろう)記述は随所にある。
 ・期待資産額は年間所得×年齢を10で割った額(とても足りない・・・)。
 ・高額所得者では、学歴と資産は反比例する(医者は蓄財に弱いそうだ)。
 ・高所得・低資産タイプは、費目毎の支出状況を把握していない。
 ・競売人の35%が億万長者。彼らは、消費財が買った値段の数%でしか売れないことを知っている。だから彼らは無駄遣いをしない。 
 ・高級住宅地に住むだけで、見栄支出が増えていく。
 ・新車を持つのはプライド。プライドにお金を払う価値はない。平均的な億万長者が車に使う額は、資産の1%以下。 
 ・金持ちほど投資に時間をかける(億万長者はじっくり型)。
 ・専任の税理士を持つことは資産形成面でプラス。大手の会計事務所に一度就職してから、独立して事務所を開業している人が良い。
 ・母親が専業主婦の家に育った娘は、「お母さんも働かなかったんだから、私も働くことはないわ」と、無意識のうちに他者依存の教育を行っている可能性がある。 

 つまり、そもそも目標が違うということである。蓄財優等生は「何かをゼロから築き上げること、金を貯めて自立すること」が目標であり、劣等生は、「ステイタスの高いライフスタイルを誇示する」ことが目標である。
 ほとんどの人が後者のタイプを志向していると思うが、やはり人生ある程度楽しめば、蓄財優等生が持つような目標に従った生活スタイルに舵を切ることが必要である気がしてきた。
 問題は、若いときからでないと間に合わないのか、楽しんだ後からでも間に合うのかである。

 なお、後半部分には、自立した子供になってもらうにはどうすればいいか(下手をすれば人生最大の悩み)が書いてあるのがおもしろい。
 まず、挙げられるのは、親からの金銭援助の是非である。
 結論的には、親から援助を受けていない人の方が多くの資産を築いている。
 この理由は、1)与えられたお金が貯蓄よりも消費に使われる、2)支援を受ける人ほど親の資産を自分の資産と同一視しがち、3)援助を受けている子供の方が投資をせず、借入金に便りがち、だそうである。
 重要なポイントは、「自立した人間になってもらいたいと思うのなら、遺産のことはなるべく口にしない」、「子供に両親が金持ちだと絶対に教えない」ということである。


襟を正したくなります  (2008-05-31)
 日本国内の億万長者事情ではありませんが、十分に参考になる良書でした。

 それほどの稼ぎもないのにクルマにお金をかけ、高い住宅を購入しさまざまな革製品で見栄を張っている自分が心底ばからしく思えました。身の丈にあった生活をし、いつかは億万長者になろうと決意できました。興味本位で終わるのではなく実際に自分の襟を正したくなる、実用性と説得力のある1冊だと思います。

倹約  (2008-04-24)
億万長者になる人は、
どういう消費活動をしているか、
調査結果と伴に7つの法則を読者に提供。

全ては、「倹約」です。

自分は、浪費家なので、
「億万長者にはなれないなぁ」とも思いつつ、
「ここまでして億万長者になりたいかぁ」とも思いつつ・・・。

確かに、「自分の収入に見合った範囲での消費」という考え方は自分も納得できるし、そうするべきだと思いますが、それなりに収入があれば、それなりのモノを買っても良いのではないでしょうか?

でも、それはそうと、それなりに自分の消費活動の反省などができたので、読んで良かったと思います。

読んだ皆さんが、どう感じたか不安です。

古き良き時代の米国のミリオネアの実態  (2008-04-06)
を描いているので、現時点とは相当の乖離があると思われる。
ちなみに、出版は97年。ITバブルも、サブプライム禍を招いた不動産バブル(?)もその後の出来事だ。
「古き良き時代の米国のミリオネア」は予想以上に、質素倹約な生活、、、、、ドラマになりそうもないような生活をしている人たちなのだ。
著者たちの言う「億万長者」の定義に値しない、「バブル長者」たちが跋扈しているのが、いまの米国なのではないだろうか?
01年に続編が出版されているようなので、早速読んでみようと思った。



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