A Feast for Crows (A Song of Ice and Fire)
George R. R. Martin Spectra
グループ:Book /ランキング:9963
価格:¥ 1,178
発売日:2006-09-26 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
新たな展開でますます奥深く 
(2007-11-10)
第四部からは主人公的な扱いではないにしても鉄諸島人やドーン
のマーテル家の人々の章が加わり、今まであまり表に出てこなかっ
た人物の視点で物語が進むことになる。またジェイムの進言で“亡き”
ケイトリンへの誓いを果たそうと旅をするブリエンヌと、兄の剣と
父(と弟)の知略を失い誰を信用すればいいかも怪しい不安定な地盤
の上で領土を統治しなければならなくなったサーセイの章も加わった。
これまでスターク家でもティリオンでもデーナリスでも、どの勢力
に肩入れしていたにしてもサーセイは敵役という印象が強かったと
思うしそういう人がほとんどかとも思うがこれからは違うらしい。
これまでも子供たちを想う母親としての顔を時折見せていたけれど、
サーセイまでも共感できる登場人物になりうるマーティンの懐の深
さというか設定の深さはすさまじい。
しかしながら少しずつ善人になりつつあったジェイムも周りから
見ればいまだキングスレイヤーに変わりはなく、善人になったがゆ
えのすれ違いが生んだ恐ろしい悲劇も終盤に待ち受けている。
そして殺し屋サムは第三部でのブランに引き続きまた意外な人と
出会う。その相手は名乗りはしなかったけれど。
すっかり悲劇のヒロインが板についた感のあるアレイン・ストーン
ことサンサにも何やら起死回生の兆しが見えてきた。“父親”である
ベーリッシュが彼女に故郷を取り戻させるある計画を持ちかけるが、
果たしてこいつ信用できるのか?結局スターク夫妻が破滅を迎えた
のもこの男を信じたからだったし。
アリア、サンサ、サーセイ、ブリエンヌの四人は特に物すごく先の
運命が気になる終わり方をしているが、この面々の章は第六部まで
待たねばならないのがもどかしい。ジョンやダヴォスに降りかかる
試練や災難の記述もありそちらも気になるが。
第三部で主要人物が死にすぎたせいで少々寂しい、中だるみな感
じもあるが、第五部とあわせて読めばそれも埋まるのかな。戦争は
終結に向かいつつあるが混沌としたまま冬を迎える七王国そのもの
がこの先どうなるのか、超自然要素の多い第五部が示してくれるよ
うな気もする。
特に第三部でのブランとデーナリスの章はやや退屈だったので、
第五部での展開を期待。でもなんかデーナリスそろそろ悲劇に見舞
われそうな気がする。
ますます複雑怪奇に・・・ 
(2007-07-21)
言わずと知れた氷と炎の歌シリーズの第4巻です。翻訳を待ちきれずに読みました。英語は文章は難しくないのですが、単語が難しく苦労しました。
お話は、これは、もう波乱万丈、驚愕の展開で、第3巻の終盤で度肝を抜かれた人でもまたまた愕然とする事必至です。
後書きで、著者も書いていますが、本書では、デーナリウスやジョンスノウは殆ど出てきませんが、そんな事に気が回らない出来事がサーセイやジェイムやアーリアに降りかかります。
早く、第5巻を読みたいです。