カスタマーレビュー
おすすめ度:
トレッキングしたくなりました 
(2005-09-28)
アパラチア・トレイルを南から歩き始める中年ふたりの道中を中心に,下調べしたことや実際に経験したことをウィットを効かせて書いたトレッキング紀行.フフっと笑わせてくれる箇所があちこちに散りばめられているので楽しく読めるほか,実際にトレイルを歩いてそこで寝泊りした人ならではの疑問や批判にも耳を傾けるべきものが多い(特にトレイルや国立公園を管理する政府機関への批判は厳しい).結局アパラチア・トレイルの走破はできなかったが,トレッキングがほとんどない中年ふたりが1000キロ以上も歩いたのはすごい.トレッキングしたくなりました.
A Good Book for a Good Friend 
(2004-10-31)
I've always been interested in the books that are in the "travel" section, and I am glad that I picked up this one. Bryson's adventures into the woods is especially a good break away for readers caught up in the busy city life. There is history, nature, politics, science, etc. a little bit of everything that makes this book interesting. His characters are well described, even for those very brief encounters, and not to mention his companion Katz, who shows a whole different perspective into the Appalachian Trail experience. This book is very easy to get through, and a good book to take along on the road. And it's one of those books that you can think of a dozen friends that you want to share with.
アパラチアの夢 
(2003-03-20)
昨年この本を手にしました。ビル・ブライソンのバイタリティーに敬服。何回かに分けて踏破したとはいえやはり男のロマンといったところか。また彼だけでなく、お供した相棒(カッツ)もユニークだった。熊に怯えながら、世の中のからくりに立腹しながらの旅は求めるもの以上に得るものがあったように思える。
ユーモアとシリアスの絶妙なブレンド 
(2003-01-21)
ブライソンは自然歩道で何度も遭難しそうになりました。
文字が細かい上に分厚い本なので、初めは私も「読書の途中で遭難するのでは?」と思ったのですが、意外にも最後まで遭難すること無く、楽しく読むことができました。自然歩道を悪戦苦闘しながら行くブライソンとカッツの漫才のような会話は、とても楽しいものです。また、適当な間隔で、アメリカで進行する自然破壊、ハイカーが遭遇した事故や事件の状況などがデータと共に示され、「あなたは、どう思いますか?」という問いかけが行われるので、文明社会のあり方についても考えさせられます。笑いだけで終わらないところが、本書の良さだと思います。
ブライソンには、「こんな人が学校の先生だったら良いのに」と思わせるところが沢山あります。コメディアンとなっても十分成功したかもしれませんが、教師となっても大きな成功をおさめたのではないかと思います。単に批判するだけに終らないブライソンの文明観には素晴らしいものだと思います。また、成功した作家でありながら、一般庶民に近い経済感覚を失わない点も素敵です。食糧や装備補充のために立ち寄った店、食事をした店、宿泊した店、お金を払った全ての店に対して、著者は値段とサービスを検証し、「高い」「安い」で一喜一憂するのです。私も彼と一緒にアパラチア自然歩道を歩いているような気分になりました。とても楽しい本でした。
ちょっとマジメ。 
(2002-02-20)
『ドーナッツをくれる郵便局と消えゆくダイナー』が面白くて同じ作家のこの本を読んだのですが、なんか生真面目な印象を受けました。たしかにユーモアもあるんですが、社会批判(主に環境破壊に対する政府の無策への批判)がよりダイレクトに文章に表れており、『ドーナッツをくれる郵便局と消えゆくダイナー』のようなユーモアでくるまれたようなスタイルではありませんでした。そのあたりがすこし残念ですね。読んで損はないと思うんですが。。