レビュー(Amazon.co.jp)
ミリオンセラーになった『金持ち父さん貧乏父さん』に衝撃を受けながらも、どこか割りきれない思いを抱いた人は多いかもしれない。第2弾である本書は、さらに論を進めて、実際に「経済的な自由」を手に入れるためにどんなプロセスを踏めばいいかをテーマにしている。「金持ち父さん」の教えを実践しようという人にとって待望の書であり、それ以外の人には、お金や仕事に対する自分のこだわりがどこにあるかを気づかせてくれる1冊となるだろう。
「金持ち父さん」と「貧乏父さん」の教えを軸にした展開は前作と基本的に変わらない。ただ今回は、E(従業員)とS(自営業者)、B(ビジネス・オーナー)とI(投資家)の4つのクワドラントからなる「キャッシュフロー・クワドラント」という図を採用。それぞれのクワドラントに属する人のお金や仕事に対する考え方の違いを論じ、E、SからB、Iのクワドラントに移行するためのアイデアを提案している。最終のゴールとするB、Iのクワドラントについては、そこで成功するための指針を示している。
著者によると、この4タイプの人間の違いは、働くのは自分か他人か、お金は誰がどこからもたらすのか、といった考え方の違いが根本にあるという。自分が属するクワドラントを乗り越え、希望のクワドラントに移行するための手段は、本シリーズ最大のポイントにもなっている「ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する数字や言葉を理解する力)」の修得に尽きる。税金、資産、投資、負債、貸借対照表などのトピックスをタイプ別に読み解く著者のリテラシーは、今回も新鮮な驚きをもたらしてくれる。
ただ、リテラシーを獲得した後にどのタイプを選ぶかはそれぞれの価値観にかかわる問題である。著者がそこに踏み込んで、BやIを優位においたのは誤解を招くところだろう。働きがいや自己実現などの「ゴール」もまた無視できない。その点でB、Iがどうなのかも著者に論じてほしいテーマである。(棚上 勉)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
社会の縮図が分かる本 
(2008-06-17)
「金持ち父さん貧乏父さん」をより掘り下げて、
資本主義の縮図を示した内容にまとまっている。
特に、労働集約型のビジネスモデルでは
限界が来るという点は、
人材輩出企業とされている
某R社から独立した社員が
大手企業を設立できていない理由を
論理的に解明することができる。
本書を読んだ起業家が全て成功するとは言わないが、
格段にその成功率を高めることは明らかだろう。
ただし、実践的なテクニックは示されておらず、
後半部は例に寄っての論理重複になるため
全体をくまなく読む必要はない。
無知が危険!! 
(2008-03-09)
一冊目の金持ち父さん貧乏父さんに比べて4つのクワドラントについて詳しく説明している本になっている。
資産がいかに大切か、無知がいかに危険か、ということを教えてくれていると思う。
レベル6までの投資家について書かれていて、自分がどの位置なのか、
また視点を変えれば、上のレベルに進みたい場合、上のレベルとの差もわかってくるので、差を縮めるヒントを与えてもらったようにも感じられた。
もちろん他にもここには書ききれないほどクワドラントについて、その他たくさんの内容が詰まっている。
ただ私はまだまだ無知が多すぎるので、何回も読んで頭に入れて実行していきたいと思った。
読者を突き動かす力を持つ本、それだけで十分です。 
(2007-10-19)
自分がESクワドラント(働く側)にいて、何か現状に不満を感じている人には最高の自信と行動力を与えてくれる本です。私の場合、金持ち父さんの第1弾から読み始めて全巻読破までに2ヶ月とかかりませんでした。その後も類似の本数十冊を読み、そして行動しはじめています。そのような人たちをたくさん知っています。
まずキャッシュフローゲームの価格の高さにショックを受けたら、「どうしたら安くゲームができるか?」を考えるチャンスではないでしょうか?
ロバートキヨサキは、キャッシュフローゲームの価格決定の際に「世界一高いボードゲームにしよう」と意図的に高く設定したそうです。価格が安かったら、きっと他の平凡なボードゲームと同様に世間に埋もれてしまったことでしょう。
結局、自分は金持ち父さんになれないのがわかった 
(2007-10-09)
ロバート・キヨサキは文が下手というか、同じコトをくどくど繰り返しているだけである。はっきりいって上手い人が書いたらページ数を10分の1以下に減らせる話です。わかったよ、クワドラント(四分割)の右側に行けばいいのはよくわかったよ!「ファイナンシャル・リテラシー」が必要なこともよくわかったよ!だからその「ファイナンシャル・リテラシー」の内容をもっとちゃんと具体的に教えてよ!
これだけ売れてるんだからすごいことが書いてあるんだろうと思って読み続けた私…は時間を無駄にしました…。それで「ファイナンシャル・リテラシー」を身に着けるためには、著者プロデュースの「キャッシュフロー」というゲームをやるのが一番らしいです。お値段は21,000円也…さすが元ゼロックス社のトップセールスマン…
当たり前のこと 
(2007-09-29)
なぜ、この本が爆発的に売れたのかが理解できない。
書いてあることは事実であるが、ただそれだけ。投資をするのに数字を読めるように。?他人の意見でなく事実を見ろ。?まるで小学生向きではないか。
日本では、個人単位の投資というものが一般に行われていない。というより、投資の名に値しないお金ゲーム程度しか行われておらず、そのほとんどが専門家(多くの場合似非専門家)の言いなりに行っている現状なので、この手の本でもなるほどと思ってしまう者が多いのかもしれない。
途中からは、単に自慢話のようにすら感じてきた。
著者は気付いているのだろうか。?かなりの点で矛盾したことを書いている。
「アジアの労働者が過酷な労働条件であるのをみて、良心が痛み、ビジネスから心が離れ結果業績が落ちていった」。的なことが書いてあるが、責任転嫁も甚だしい。
その気になれば福利厚生は充実できたはずである。単にそのビジネスに将来は無いと見切っただけのことではないか。
本当に良心の呵責にさいなまれたのであれば、そういった者達にお得意の講義をしてやればよかったものを。
自分の価値観で、「ガラクタ」呼ばわりしている筆者の人間性も疑いたくなる。
少なくとも、松下幸之助、ヘンリー・フォードなどには遠く及ばない。