The Murder of Roger Ackroyd (Hercule Poirot)
Agatha Christie Berkley Pub Group (Mm)
グループ:Book /ランキング:5715
価格:¥ 805
発売日:2004-09-07 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
思いついた者がみなもらう 
(2008-08-21)
このトリックを思いついた時点で、クリスティの勝ち。
クリスティの最高傑作として、本作を採るか「そして誰もいなくなった」を採るか、意見の分かれるところだと思いますが、僕は「そして誰も」を採ります。圧倒的なサスペンス物として。
僕はどちらかというと「アンフェア」派ですが(というか、「ズルくないか?」って思う)、本作の歴史的価値は認めます。もしまったくこの作品のトリックを知らない、ピュアな青少年は読んだほうがいいと思います。素直にだまされる快感に目覚めるから(笑)。
あ、考えてみれば、読み終わってすぐ読み返したくなるっていうことでは、こっちが上かあ。
うーん、クリスティやクイーンやカーをむさぼるように読んでた頃に戻りたいなあ。今そういう時期にいる人は幸せ。
オモロー 
(2008-08-20)
読み終わった感想として、かなり質の高いミステリ小説で面白い
私は読む時間があまり取れなくグダグダと読んでましたが
20ページづつぐらいに区切りがあるので内容を忘れず読めました
話しの内容はある村でアクロイドと言う人が殺害され
村に引っ越して南瓜の栽培をしていたポアロが調査に乗り出すといった感じです
事件をややこしくするために、「偶然」を入れてるので納得いかない人もいるかも
犯人についてはアガサ・クリスティーの小説を読んでいる方は薄々気が付くかもしれません
私は何の根拠もありませんでしたが、中盤辺りから「もしかすると○○が犯人かも」
と思っていたら当たってました
しかしその裏にあるアガサの仕掛けにはまったく気が付きませんでした
その仕掛けとは読み終わってからのお楽しみということで、お薦めです
アガサの作品の中でも最高傑作だと思う 
(2008-05-25)
1926年に書かれたものだが、とても読みやすかった。また27の章に分かれていて章ごとがの展開がわかりやすく読みやすい。ABC殺人事件やオリエント急行殺人事件と比べても読みやすかったし面白かった。とにかく、誰が犯人なのか25章までわからない。私は真犯人を当てることができなかった。100人の読者中当てることができるのは3人くらいしかいないのでは?と思った。あまりにも意表を突くこの結末は、前後のアガサの小説にもなく、最初で最後の展開と言えるだろう。巻頭に「殺人事件が起き、検死があり、登場人物が次から次に疑われる、本格推理小説が好きな、パンキーに捧げる」とアガサが書いている内容どおりだった。まさに「登場人物が次から次に疑われる」アガサの素晴らしい最高傑作だと思う。
ヤラレました 
(2008-04-12)
言わずと知れた名作ミステリーです。トリックについて言及出来ないので(ネタバレになってしまいますし、ミステリーのネタバレは特にキツイですから)読んでいただくしかないのですが、面白かったです。
当然今の作品の方が洗練されているとは思いますが、この時代の、科学捜査でなく、人間味の妙を、人間観察を、灰色の脳細胞を働かせるポアロの推理はとても面白かったです。フェアか?アンフェアか?犯人が当てられたか、分からなかった、とかも、もちろん議論されてしかるべきですし、それで良いのですが、私は単純に楽しめました。私はフェアだと思いますし、犯人が分からなかったのですが小説として楽しめました。
いろいろ書きたいこともあるのですが、この本の感想を書く(未読の方へが、また)のが難しい!!!に挑戦してみたのですが、本当に難しい!!
ミステリ好きな方で未読の方はもちろん、物語の面白さ、人間観察からの推理など、に興味のある方にオススメ致します。
犯人がわかっていても 
(2008-02-11)
良質のミステリーは何度読んでも面白い。犯人がわかっていても面白い。この「アクロイド殺し」はむしろ犯人がわかっていて、二度目、三度目に読んだほうが、プロットがどのように展開していくのかを確認できるのでより興味をもって接する事ができるのだ。
このミステリーの展開をアンフェアだとする意見があるが、私は決してそうは思わない。「早いもの勝ち!」で、クリスティーが最初にやってしまったことだから許されるのだ。ミステリー・プロットの展開は同じトリックを何回も使ったり、他の作者が、二度目、三度目に同じことをやるからアンフェアになってしまうのだ。
クリスティの作品は、再読に値する良質のミステリーが揃っている。特に本書はお薦めである。