Economics
Joseph E. StiglitzCarl E. Walsh W W Norton & Co Inc (Np)
グループ:Book /ランキング:22051
価格:¥ 6,088
発売日:2002-04 /只今品切れ中
カスタマーレビュー
おすすめ度:
わかりやすい入門書 
(2008-06-08)
非常にわかりやすいという印象を受けました。
僕の専攻は経済学ではなく、教養としてこの本を読みましたが、非常にわかりやすい。
英語も簡単ですし、英語圏に経済学で留学を考えている方なんかにはちょうどいいんじゃないでしょうか。
邦訳もあるようなので、英語に自信がないならこちらも併用すると、もしくは邦訳のほうを読むといいでしょう。
基本書としては、最適! 
(2002-12-04)
アメリカの経済学のテキストは大きくて重い。持ち歩きには不便で扱い難い。この点については、出版社が本の値段を吊り上げるために必要以上に本のボリュームを大きくしていると指摘する人もいる。確かに、「ハード面」では「user-unfriendly」である。しかし、こと「ソフト面」(内容、構成等)に関しては、本書は優れて「user-friendly」であると思う。
何といっても、難しい数式は使わず、ポイントを平易な文章で簡潔に説明している点が素晴らしい。そのうえで本文の補足説明が適宜挿入されており、関連するWebサイトもふんだんに紹介されている。このように経済学の基本を学びつつ、学習をさらに発展させていくための配慮が心憎いまでになされている。わかり易く書かれているので、英語が得意ではない人でも、「やる気」と「忍耐」が貧弱でない限りは読了できると思う。とにかく、中身については「読者本位」のpolicyが貫かれており、大変感銘を受けた。この点は日本の学者・研究者は見習ってもらいたい。
ちなみに私自身は、事情があって、本書の章末の「練習問題」および巻末の「glossary」を除いて「音読」した。1回読んだだけではあるが、heigh qualityな英語(大人の英語)を身につけるための教材としても有用であると思う
悪くはないが、ニューエコノミー礼賛はやめれ。 
(2002-05-22)
おお、スティグリッツの新しい教科書! 期待するのは人情でございましょう。先日日本に出た第二版の邦訳では、日本の状況についての記述も追加されていたから、それが第三版に反映されると思うのも人情。
ところが。
日本についての記述はぜんぜんなし。で、何があるかというと、なんといまどき、ニューエコノミー礼賛! e-Insight だの e-Case だのがすべての章にくっついていて、インターネットで経済は大変動、という話ばっか。あの情報の経済で知られるスティグリッツにしてこのザマかい! ドットコム崩壊でネットバブルがつぶれたいま、せめてもっと慎重な記述はできなかったものか? 「ネットは労働市場の可能性を大幅に上げる」「ネットのおかげで市場や在庫にあわせて生産調整ができるので、経済はかつてのような波を経験しない」……あのー、してるんですけど。4ページもかけて、コンピュータとインターネットの歴史が述べられるんだけれど、それが本論とほとんど関係しない。「ここに経済学の課題が一通りある」と言うんだけれど、経済学の基本を勉強するには特殊すぎるでしょう。
一方、スティグリッツの世銀での経験は生きてるみたいで、後に開発援助と途上国の発展やグローバリゼーションの短い章がついてて結構いい。また、インフレについても詳しくなったのと、環境問題と経済との関わりについても、定番話を鵜呑みにしすぎているところはあれ、そこそこページが割かれているのはよい。
総体としては、うーん、期待をかなり下回るものではある。でも、読みやすいし図版を多用してわかりやすい。