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9/11 Commission Report: Final Report of the National Commission on Terrorist Attacks Upon the United States
National Commission on Terrorist Attacks
W W Norton & Co Inc

グループ:Book /ランキング:3687
価格:¥ 1,287
発売日:2004-08-01 /通常24時間以内に発送

レビュー(Book Description)
   2001年9月11日、ローワー・マンハッタン、ペンシルバニア、ポトマック河畔で、約3000人がテロの犠牲となった。同一の敵による本土攻撃で、米国は同時に最大の人命を失ったのである。

   2002年11月、米連邦議会とブッシュ大統領は、政令により「合衆国に対するテロリスト攻撃に関する米連邦委員会」(略称、9/11委員会)を設置した。この独立・合同委員会は、9/11攻撃の事実と周辺状況を検証し、その結果得られた教訓の特定、今後のテロ攻撃に備える安全対策の勧告を目的として、調査を進めてきた。

   本書は同委員会の公式最終報告書である。

カスタマーレビュー
おすすめ度:
アメリカの完成度を問う  (2005-05-12)
 現代の日本を反省するとすれば、他国との比較をしながら自らの欠点を見直していく必要があるが、この公式報告書はその意味で日本国政府関係者にも真摯に受け止めて読んで欲しい一冊である。と、この様な言い方をすればかの9/11の悲劇を蔑ろにするかの様に聞こえるかも知れないが、かの9/11が発生するまでに至った国内の問題点等を客観的に評価・反省し、その経緯を克明に追っている。
 アメリカ全体として対テロの姿勢を保持する訳だから勿論その前提の下での意志は少なからず意図されているものの、その他余計なバイアスは一切排除してこの事件を考察している本報告書はアメリカと言う国家全体の完成度の高さを象徴している様に思う。果たして、日本において同様の一冊を作らせたならそれはどの様なものになるだろうか。日本の認識の甘さや制度の不備等を改めて露呈すると同時に、それらに対する新しい姿勢を提示してくれる事だろう。
 更に、アメリカと日本の位置付けの相異を理解すれば、両国が同様の意志を掲げて対策を講じる事の難しさも浮かび上がって来る。果たして対テロを掲げた日本が現制度の中でその効力を発揮する為には如何なる課題が残されているのか十分に考える機会を与えられる。

日本では考えられない報告書  (2005-02-04)
あのすさまじいテロの公式報告書。この報告書によりアメリカ一段と情報管理国家になることだと思います。情報管理国家のあり方に関してはいろいろな意見があるかと思いますが、21世紀の戦争は18世紀に確立した国家の間での戦争ではなくなった結果、この様な情報管理は必要悪な部分がでてくると思います。一応公式最終報告書になっていますが、本当にすべてではないと思います。米国に不利な事、この時期には公表できないことなどは必ずあると思います。本当に全貌がわかるのは数十年後でしょう。ただこの様な形で報告書を作成する所がアメリカらしさであり、規模は違いますが、日本でのテロ被害に関する報告、情報がこの様な形でまとめられない日本とは大きな違いを感じました。

緻密で、格調高く、バイアスのない、最高の「報告書」!  (2004-11-23)
これほどまでに、緻密で、格調が高く、超党派故に公平で、信頼に値する文書は見たことがない。今年、最高のノン・フィクションと見なされるのも当然であろう。ただ、この「報告書」の真意がブッシュ政権に伝わったとも、あるいは、今後伝わるとも思えないのが残念である。あとひとつ。このような委員会の設立をブッシュ政権が承諾したこと自体、どうしても信じられない。どなたか教えて下さい。

イスラム原理主義とテロリストの関係を改めて考えさせられました。  (2004-10-04)
ご存知のように上下両院の代表者が作業をリードし出来上がった報告書です。従って内容は非常に硬い話で満たされています。しかし,前半は何故,米国の旅客機がテロの武器として使用されるに至ったかを克明に追いかけており,2件のアフリカでの米国大使館爆発事件,USS Cole爆破事件がどのような経路を経て,今回の悲惨な事件に繋がったのかが詳細に描かれています。加えて,国外においても国内においても事件を阻止できるチャンスがあったのにも関わらず,政治家の無関心,情報把握の誤り,情報機関の間での情報共有の無さ,官僚的体質等々により,いつの間にかテロリスト達は国内で航空機操縦のトレーニングを受けていたという恐ろしい現実を突きつけられます。また,ニューヨークのツイタワーの崩落についても多くの紙面をさいています。この事件では一般市民だけでなく警官や消防士にも犠牲者がでました。なぜ,危機を乗り切ることを職業としている彼らに多くの犠牲者がでたのか,彼らのとった行動を証言からトレースし,そのポイントとして無線の周波数を指摘しています。後半は改善策を推奨していますが,この部分は米国のマスコミでも大きく取り上げられていますので,その内容の概略はみなさんよくご存知と思います。
 この報告書では,これまで力に頼った対テロ対策を行ってきた以上,これを前提としたテロ封じ込め対策を提唱しています(全てではありませんが)。しかし,数多くの諜報機関を有し,ヒューミントから電話や電子メールの防諜まで行っている国ですら,これだけテロの脅威に曝されて神経質になっている現実を考えると,これらの手段を全く持たないわが国が,米国と同じ考えてテロ対策を行っていても実効があるのか甚だ疑問です。決して貧困層出身者がテロリストになっているのではなく,むしろ教育も十分受けた中間層から多くの者が出ているという事実を,もっと真摯に受けとめなくてはならないと考えさせられました。

製本版購入前に試し読み  (2004-10-02)
今回購入したe-book、製本されている「9/11 Commission Report: Final Report of the National Commission on Terrorist Attacks Upon the United States」と記載文章やページ構成が同一の物でした。

家では製本版、会社のパソコンにe-book版を入れて読んでいますが、同じページ構成のため何ページまで読んだかさえ覚えていればどちらでも続きが読めて便利です。
印刷が制限されているe-bookもありますが、こちらのe-bookは印刷無制限ですので必要があればプリントアウトして読む事も出来ます。
ちなみに全部印刷すると567ページ+α(タイトル・目次など)あります。

お値段もコーヒー1杯より安いですし、製本版を買う前に試しに読んでみては如何でしょうか? 英文も一般的な文章ですので読み易いです。




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