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The Neurotic Personality of Our Time
Karen Horney
W W Norton & Co Inc

グループ:Book /ランキング:156519
価格:¥ 1,848
発売日:1994-01 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
人間は最後には自分を欺くことが出来ない  (2006-12-21)
加藤諦三先生の書籍にて度々引用されている著者の書籍である。
専門家の方だけでなく一般の方向けにも書かれているので、専門書よりも分かり易い。フロイトと著者の違いは"All is not gold that glitters."とのアナロジーにより"All is not sexuality that looks like it."と要約されている。

この書籍にいじめについての大切な教訓が書かれている。それはこんな事が読後に分かる事だ。

他人を嘲笑いながら優越感に浸り一時的に自尊心を維持出来たとしても、それを数十年続ける訳にはいかない。人間的な成長もなく人格も幼いまま劣等感を誤魔化すだけのために自分より弱い人間を作り依存しながら生きるという醜悪さを自分自身で正確に認識した途端その人は自殺に走るであろう。

問題は無意識に他者依存を繰り返すことであり、本当の原因を知らないまま数十年経った後で「実は自分の行動全てが中学時代の同級生への復讐であった」、「自分の生き方を認めない親への復讐であった」などと言うことである。人をいじめたい本当の原因は何か自分を誤魔化さないで考えることが重要だ。

社会に出て数年経ち大学名以外、仕事において他者に対する優位性を認識出来なくなると(本来しなくても何の問題もないはずだが)、「努力すること」でなく「失敗をしないようにすること」と「他者を嘲り笑うこと」で「自分が惨めにならない様に合理化」するようになる。そうなったら立派な神経症。自分の成功より他人の失敗の方が大切となる。人間としてはそこで終わり。こんな事が分かる。



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