レビュー(Amazon.co.jp)
ポー・ブロンソンが仕事について論じた『What Should I Do with My Life?』は、先を読み進まずにはいられないおもしろさである。「自分の好きなこと、運命の仕事」を探し求める50人のプロフィールが読者をとらえてはなさないのは、ブロンソン自身が同じような問いかけを自分にしているからだ。彼は「自分のアイデンティティーと向かい合う人はだれよりも勇敢である」という彼の前提を、人類学者として、そして自伝作家として、追求し続ける。
彼は自己決断が内包する微妙な問題に果敢に挑戦している。たとえば、金とやりがい、出所と運命、大衆向け番組と目新しさに対してのソウルフードといったパラドックスだ。ブロンソンのストーリーは、専門的職業に就いている人物を取材したもので、写真も添えられており、そのひとつひとつが宝石の輝きを放っている。ロサンゼルス在住の僧侶は元弁護士、ハーバードでMBAを取ったなまずの養殖者はバイオテクノロジー企業の重役に転身。コスタリカに革製品の工場を開いたのはシリコンバレーの不動産業者だ。
ベストセラー、『The Nudist on the Late Shift』の著者でもあるブロンソンは、才能に恵まれた直感の鋭い書き手であり、彼の思慮深く、繊細な声は、本書の最大の強みであると同時に挑戦でもある。彼は、取材対象の生活について、彼らがいかにいらいらさせられ、困惑させられ、心配させられたかという視点を含めながら描いている。彼は自分の質問に横槍を入れられたといってはいらだち、そして一度など、忘れられないが適切なことには、ある有能な男性に彼の出版社のトップのポストを提供する。このことは、彼の描き出す人物像におもしろ味を加えると同時に、ブロンソン自身を、本書の中のもっとも忘れがたい登場人物にしているのだが、彼の話だけ決着が付いていない。たとえそうであっても、このひとびとのキャリアをめぐる年代記は、ここで検証された人々の人生と同じくらい価値の高いものであるといえよう。(Barbara Mackoff, Amazon.com)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
心の声を聞いて本当にやりたかった事を 
(2007-08-02)
高収入の仕事を捨て、心の声を聞いて本当にやりたかった事を始める。そういった人とのインタビューを通して著者本人も含めた仕事感が綴られている。
きっと多くの人が著者の何気ない言葉に共感、反芻、または反発すると思う。
例えば、
Failure's hard, but success is far more dangerous.If you're successful at the wrong thing,
the mix of praise and money and opportunity can lock you in forever.
the wrong thingを「自分が心から望まない事や意図しなかった事」とした時、失敗より厄介な成功となってしまうというのは至言だと思う。
しかし生活に追われてきた自分には、共感だけでなく反発も感じるのだ。
また、
From our deepest wounds come our greatest gifts.
これは誰でも自分を省みながら何度も反芻する文であると思う。
どのような文脈でこのような言葉があるかは、是非一読頂きたい。唯のインタビューを含んだストーリーの羅列ではなく、仕事を通じた人生論になっている。
自分が最初の仕事に応募する大学時代に読んでいたらと思いつつ、40代でも定年退職前にこの本を読めて良かったのかも知れない。
おもしろい、でも、余計迷う 
(2007-04-10)
わりと恵まれた(選択の余地がふんだんにある=恵まれているという仮定に)ある人向けかなーという印象があります。
著者の"Bonbadiars"に共感した人ならきっとこの本を面白いと思うはず。
誰もがうらやむような仕事についていて、結構な給料をもらってて、でもなんか腑に落ちてない、そんなアナタにおすすめします。
stay focus 
(2005-11-17)
毎日ただ流されて生活していることを感じたときに読む一冊。『やってできないとこはない!』ということも再確認できるし、広い世界には可能性がごろごろあってそのチャンスをつかむのも自分の努力しだいってことも実感できる一冊です。おすすめ大
人生いろいろ 
(2005-06-09)
本当にいろいろな人がでてきて、想像以上にアメリカ人の人生は谷あり山あり。これからの人生を考えるうえで“ああこんな道もあるのね”と思わせてくれる。ハーバードでMBAをとったのに、犯罪多発地域でヒラの警官をやってる人。彼女をドイツまで追いかけるため証券業界の高給の仕事をなげうって、挙句に振られ職もみつからずガステーションでバイトした人。いきなり仕事をやめて成功の見込みも薄いのに電気自動車製造会社をはじめた人。必ずしもハッピーエンドじゃないけれど(とゆうか途中進行形の話が多い)でもみんな個性溢れる人ばかりで、人生って“XXじゃなきゃいけない”って事は無いんだときずかせてくれます。悩んだ時におすすめの一冊