レビュー(Amazon.com)
大学入試の小論文はほとんど問題ないだろうが、ロースクールの場合は少しばかり洗練が必要だ。現実逃避は許されない。かといって、尊大なのも困る。ロースクールの入試担当者も、他校の担当者と同様、新鮮さを求めている。つまり、著者によれば、とくに目新しいアプローチだという確信がないかぎり、「私が弁護士を志望する理由」「10歳のころから弁護士になるのが夢だった」「正義について考えること」といったトピックは避けるべきだ(「法律を学ぶ前から法律について説けば、読む側を退屈させ、いらだたせるおそれがある」と、著者は言う)。むしろ、正直に、かつ、独創的に書くことだ。ここで紹介される小論文から着想を得るといい。ある合格者は、平和部隊の一員として訪れたナイジェリアで、ヤギの肉をめぐって口論したときの経験を語ることによって、自分の交渉能力を示している。別の合格者は、進路についての決意を感動的に書いている。祖父が誠実な大工であったように、自分も誠実な弁護士になりたい、と。
冒頭に、スクール別の小論文の重視度をチャートで表示(ワシントン大学はほとんど考慮していないが、ハーバード大学とイエール大学は入試の重要な一部だとしている)。(Jane Steinberg, Amazon.com)