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Blood and Gold (Rice, Anne, Vampire Chronicles.)
Anne Rice
Ballantine Books (Mm)

グループ:Book /ランキング:71608
価格:¥ 839
発売日:2002-10-29 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
娯楽として一級品  (2003-09-21)
本書を手にしたのは「レスタト」で印象的だったマリウスを映画をきっかけに思い出したため、そして未訳だったためです。
人文主義を貫き通すマリウスの、人生経験ならぬヴァン生経験は多くを語りかけます。人間でいられたら百年弱で死ねたのに、二千年という途方もない時間を、流浪の運命を背負って生きる精神の追体験。それが本作品の魅力です。

退屈な作品という失望もあるようですが、むしろそれは本作品を堪能したことになります。
中でも、マリウスとマエルの喜劇じみた関係や、アマデオとの師弟関係、パンドラとビアンカの対比に深みがあります。

また、ローマ帝国の分裂・崩壊やルネサンスの台頭、宗教改革、バロック時代を実際に見た語りは想像を絶します。間接的に出てくる元の隆盛も含め人間の一生では経験不可能な歴史の流れを一度に見ることになります。

ライスの物語展開における「後出し」は十分わかっていても、巧みでさりげない緩急に抗えませんし、美感に満ちた思想があちこちに見つかります。アメリカ版ジャンル大河系橋田寿賀子といったところですが、本書のおかげで久しぶりに読書の楽しみを思い出します。


ヴァンパイヤシリーズで最初に読むべき本  (2003-04-04)
私がこの本を手に取ったのはフランクフルト国際空港。本屋で平積みになっていたのだ。日本ではまだ入手不可能な時だった。通という人はシリーズを順に読みたくなるものだが、ヴァンパイヤシリーズに限っては、Interview with the Vampire という本が最初に書かれたからといって、始めに読むべき本だとは限らないことをお教えしよう。事実、私はInterview with Vampireから読み始め、半分位で止まっていた。別に面白くないからではなかった。レスタトやヴァンパイヤの魅力を全く知らなかったからだ。

この本では古代エジプト時代から生き続けているヴァンパイヤであるマリウスの話が語られる。その中で、ヴァンパイヤは単に不死であるばかりでなく、超人的なスピードと破壊力が時間と共にますます強化されていき、圧倒的な力を得ていくという設定や、ヴァンパイヤ誕生の秘密のような話が少しずつ明らかにされていくという、たくみなストーリー展開により、あっと言う間に最後のページに行き着いてしまう。美青年アーマンの誕生についても触れられている。

この本を読んだ後に The Vampire Chronicles を読むことを是非お勧めする。楽しさが10倍になることは間違いない。


う~んビックリ。  (2003-02-10)
これはヴァンパイア・クロニクルズを読んだことがある人、
もしくは読んだことはなくても少しは知っている人向けです。
いきなり、本作から読もう!という人はいないかと思うけど、念のため。

シリーズを通して登場するマリウスというキャラクターに、あなたは
どういう印象を抱いているだろうか?

歳を経た知恵者にして寛大な教師、そんなイメージではないだろうか。
私はそうだったのだが、それは本作によって、ほとんど見事に裏切られた(笑)。詳しくは書かないが、
マリウスが自らについて語ったこの物語は、彼という存在を理解するための最高のテキストであるのは間違いない。
彼について知りたい人はとにかく読むべし。

ちなみに私は、読後すっかりマリウスというキャラクターが好きになっていたのだけれども。


最高だ~  (2003-01-01)
主は存在するかしないか?愛というものは一体何?2000年の生命の意味は?マリワスがこの本で、読者に新しい視点を示ってあげる。このシリーズは初めて読む人は、多分わからないことがあるかもしれませんので、できれば是非このシリーズを全部読んでください(レビューだけでもいいよ)。



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