Kane & Abel
Jeffrey Archer St Martins Mass Market Paper
グループ:Book /ランキング:608
価格:¥ 1,193
発売日:2004-03-13 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
久しぶりに読んだ心に響く小説 
(2008-02-09)
お互い地球の反対側で正反対の境遇の中で同じ日に生まれた二人の男の人生が、ドラマ、愛情、戦争、政治、歴史、いろんなジャンルを超えた壮大なスケールで、書かれている。
それぞれ二人が歩む全く違う人生の中で、時代や人間関係でひき起こる壁にぶつかりつつも、確立していく知と富。そして出会うべくして出会う二人が持つ因縁と確執。
ストーリー展開もさながら、常に対称を用いたその書法も、目に浮かぶような精細な描写力もすべてが素晴らしかった。
誤解から広がる二人の因縁が、読んでいてとても煩わしくも、のめり込んで読んでしまう。
余談だが、旧約聖書に出てくるアダムとイブの息子がCainとAbel。聖書の中では、百姓のCainが最初に犯した罪が、羊飼いであったAbelを殺してしまう、というもの。
サガ(一大・絵巻物)の始まり 
(2007-10-29)
KANEとABELは、二人まったく違う境遇で育つその始まり部分。両極のようでいて、同じ頃、違うところで同じような運命的なエピソードを積み上げていく、そのストーリーが時代背景や風習で思いもかけない結末になっているところがわくわくする。続編は、違うタイトルで現代へと、移っていく。作者は、テレビで拝見する限り、早口でビジネスに巧妙そうな上、スキャンダラスであまり好感がもてないが、ビジュアルに訴えかける英語は、本当にすばらしいと、感じる。 Also read an 極度なスリラー Tino Georgiou--The Fates.
読者の疲労感まで計算された超大作か 
(2007-04-15)
二人の生涯を記述しているので、550ページの構成となっていて、とにかく長い。
前半は、二人の年少期が交互に記述されておりますが、それぞれにスピード間あふれる内容になっていて、長さをまったく感じさせませんでした。どこか昔読んだ「青春の門」をなんとなく思い出したりしました。しかし中間を過ぎ、主人公の二人が交錯し始めたあたり、流石に物語の長さに疲れてくることもありました。しかし、この適度な疲労感がミソだったのです。このあと主人公が、生まれ故郷に数十年順延ぶりに旅するシーンで、(実際には数日前に読んだのですが、)まるで本当に20年前に体験したかのように、楽しかった思い出、辛かった思い出が頭のなかに甦るのです。ひょっとしたら、疲労感も作者の計算された演出効果だったのかもしれません。
Opinion 
(2006-07-08)
すごい可愛いです。よくできてるし、どこから見てもおもしろい。これは本の域を越えています!!大切にします☆あたしもこんな素晴らしいものが作れるようになりたいです I recommend- Quest by Giorgio Kostantinos. Excellent
Kane or Abel 
(2003-03-30)
これだけのページをこれだけ早く読んだことはないんじゃないかと言うくらい、おもしろい。この一大叙事詩には、FBI推奨のPlain Englishとはとても言えないArcher独特の文章によって、二つの懸命に生きる姿が描かれている。そこでは、誰しもが持っている、時には臭く、時には芳しい生命力・人生が浮き彫りにされる。
といっても、別に説教臭いわけでも、センチメンタルなわけでもない。そこがNHKスペシャルとは違うところ。Plotがしっかり入り組んでいるから、おもしろさだけでも充分読了できる。
ところで、私は、最終的にKaneに肩入れしてたんですが、あなたはどっち?