Company Man
Joseph Finder St Martins Mass Market Paper
グループ:Book /ランキング:18471
価格:¥ 1,171
発売日:2006-03-07 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
本当は、家族に生きる主人公 
(2005-06-21)
いやー、もう本当に読み応えありです。彼の作品はParanoiaに続き2冊目ですが、今回もやってくれました。筋書きも練られているし、心情描写も現実的で、ぐいぐいと引っ張られます。
企業城下町とも言える町のCEO(最高経営責任者)のNick。事故で愛妻を亡くし、町の約半数分の社員を苦渋の末解雇して町中から恨まれたり、ストーカーに愛犬を惨殺されたりする。家には10歳の娘Juliaと、反抗的な16歳の息子Lucasを持つ彼は、ある日正当防衛的な殺人を犯すが、死体の後始末を渋々ながら旧友で彼の会社の警備長Eddieに任せてしまう。真実を綿密に追求する女性捜査官のAudreyや、Nickをのけ者にしようとする会社の上層部、そして彼が惹かれてしまうCassieとの関係... 最後のあたりに「え、うわー!」という展開が待っています。でも、最終的にはとてもいい終わり方をしていると思います。
英語も読みやすく、ハードカバーで読んだ価値も大ありでした。これを書くにあたり、J.Finderは、約半年の下調べをしたらしく、企業を中心とした都市を訪れたり、16歳の少年たちや少年心理の専門家にもインタビューしたらしいです。企業のトップの心理、親子・夫婦関係、犯罪捜査、臨床心理など、実にいろいろなことがうまく織り込まれています。
ずばり、お勧めです。いい手応えを感じると思います。