レビュー(Amazon.co.jp)
『Chicago Manual of Style』に準拠するよう改訂された、トゥラビアン著の『Manual for Writers』。論文を書く人必携の、広範囲かつ詳細な手引き書だ。「論文の構成」(著作権や献呈といった細かな点も網羅)から「レイアウトのサンプル」まで、論文の形式に関わるすべてを取り上げている。記述スタイルの手法(略語や引用など)はもちろんのこと、表や図の使い方、さらに人物の略歴や挿入、注意、引用それぞれについて1章使って説明している。また原稿作成に必要な作業、ワープロソフトのコツ、研究論文につきものの特殊な形式についても解説している。研究データの処理に追われている人なら、この1冊があれば大いに助かるはずだ。論文の構成、学術的マナー、スタイルなどの疑問を素早く解消できる。(Stephanie Gold, Amazon.com)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
英語論文を編集する人にも 
(2004-02-18)
英語論文を書く人にも,英語論文を編集する人にも必携の本。
この本のポイントは,文献引用の仕方でよくおこなわれている二つの方式,この本では「Partenthetical References & Reference Lists方式」とか「author-date方式」とか言ったりしているやり方と,「Notes & Bibliographies方式」と言っているやり方を並列して説明していること。後者は人文系では古くから行われている方式だが,現在では前者の方がより一般的な方式だ。自分が使う方式を見極めてから読まないと混乱する可能性あり。
「author-date方式」を使うのなら,10章から読み出して,11章で実例を確認するという順番。そうでなければ,8章から読み出してやはり11章で実例を確認という順番になる。どちらの方式でも9章も必読。
この本より詳しい内容となるとあとはご本家The Chicago Manual of Styleという大部の本しかなく,必要最小限に実用になるという点ではこの本以外に選択肢はない。現在の第6版は1996年発行ということで,インターネットの情報の引用方法が載っていないのが玉に瑕だが,これは次の改訂版に期待したい。
英論文を書いてる人なら分かるはず! 
(2004-02-16)
英文を書くこと以上に、目次や図表、引用文や参考文献の正しい書式を確認するのにどれほど煩わされることか。その点、本書は英語で論文を記す際の適切な書式、略字や記号や字体の書き分け、図表レイアウト等を具体例を挙げてこと細かく示してくれる、まさに救いの神というべき一冊です。特に引用についてはかなりのページが割かれているので、多様な出典ソースの処理の仕方やFootnote、Bibliography、Reference List間の書式の書き分けも、本書があれば確実にできるはず。なお、具体例が多い分、各項の解説自体は非常に簡潔に収めてあるので、重要な部分は読者各自でマーキングしておくとよいでしょう。
いつも手元に 
(2000-11-16)
辞書とセットでいつも手元に置いています。平易な内容とわかりやすい例文。インデックスの見やすさなどなど、類書の中では最も使いやすいと思います。英文の書類をいつも作る仕事をしている人には、絶対に手放せない本のはず。