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Life Is So Good
George Dawson
Richard Glaubman
Penguin USA (P)

グループ:Book /ランキング:35085
価格:¥ 1,796
発売日:2001-06-05 /通常24時間以内に発送

レビュー(Amazon.co.jp)
   1898年テキサス州生まれのジョージ・ドーソンは、家計を助けるため8歳で働きはじめた。祖母のころまでアメリカには奴隷制が残っていたから、黒人差別はまだ激しかった。しかし彼には知恵があり、持ち前の思慮深さ、分別、勇気、そして何よりプライドで人生を切り抜けてきた。98歳のときに高校の成人基礎教育講座で読み書きを習いはじめたが、それが新聞で紹介されて以来、全米で話題の人となったのである。

   差別も苦労もあったが、彼は恵まれていた。家庭は愛情と信頼にあふれ、人々は助けあう時代だった。親元を離れてひとり白人の農場で働いたが、父は絶対の信頼感をもって彼に人生を教えた。成人した日。
 「おい、独り立ちする用意はできているのか?」
 「ああ、父さん、できてると思う」
 「よし」

   それからの数年間、運試しのアメリカ縦断ひとり旅はスリル満点だ。最初の妻を口説くシーンも彼らしい(彼は4回結婚した)。子どもたちは成績優秀だったが、高校のときに聞かされるまで、「父さんが字が読めないなんて知らなかった」という。

   100歳を過ぎた今も、彼はユーモアと楽観主義を忘れない。「彼らは、わたしが読みかたを習う日をひたすら待って人生を送ったと思っている。ぜんぜんちがうんだよ。わたしは、自力でどうこうできないことについては考えなかったんだ」。
 “People worry too much. Life is good, just the way it is.(わしはみんなに心配するなと言っているんだ。人生っていいもんだよ、今のこのままで)” (家永光恵)

カスタマーレビュー
おすすめ度:
読み応えある一冊  (2004-07-15)
人種差別、戦争なども扱われているが、大げさに表現されるとことがない。ただただありのままに書かれており、私は非常に素直な気持ちのまま読みきることができました。一人の人間の生き様が等身大で書かれた一冊。

学ぶことの魅力を教えてくれるおじいさん  (2004-06-13)
98歳で読み書きの学習のために学校へ通うことを決心した著者の前向きな姿勢は、読者の元気を引き出してくれる。黒人差別に苦しみながら生活した青年期の思い出と冒険。そして、学校で文字を習おうと決心する老後の生活。著者の生き方とともに、普段日本ではなかなか意識されなくなってしまった学ぶことの喜びと感動を伝えてくれる。高校生用の英語Ⅱの教材としても取り上げられている。何か新しいことに挑戦したくなる本です。

一生懸命生きるって素晴らしい。  (2003-07-09)
ジョージおじさんは、黒人と白人は違う生き物なのだって思ってたのかな?
人種差別が激しい南部であっても、白人に関わってはいけないとか、余計な口出しをしてはいけないと割り切って生きていたのですね。

同じ時代でも、差別を受けない場所もあるということを身をもって体験しているのに、それでも差別のある地域へ戻り、自由に生きてきたジョージおじさんは、心が自由なんですね。
だから98歳になってから学校へ行くことができたんですね。
人生、常に勉強、常に青春だってことが、とてもよく分かりました。

私もジョージおじさんのように、自由な心で長生きしたいと思います。


the book you can't miss  (2001-10-03)
人種差別やcivil rights movementについての本は多い。しかし、この本は同じ時代を中心に描きながらも、トーンが違う。案外、これが当時の黒人のとらえ方だったのではないか。98歳にして学校に通い始めた彼。人生ってすばらしい、まだまだ良くなるって信じてるんだ。悪い日だけじゃない、いい日だけじゃない。淡々と語るその彼の言葉は、だからこそ、深く重い。そして、生きることに前向きな姿に「イカしたじいさんだ」とつぶやいてしまった。



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