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Next (Harper Fiction)
Michael Crichton
Harpercollins (Mm)

グループ:Book /ランキング:12248
価格:¥ 1,360
発売日:2007-12 /通常24時間以内に発送

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Prey
The Innocent Man: Murder and Injustice in a Small Town
Airframe
The Terminal Man
State Of Fear
レビュー(Book Description)
死者は肉体のパーツを懐かしがっているのか? 金髪は絶滅しつつある? 夕食で同席するのは同じ種なのか? ヒトとチンパンジーでは異なる遺伝子は400個だけ。チンパンジーの胎児がヒトとそっくりなのはそのためか? 似ていると私たちは嫌な気分になる? ドラッグ依存症の新しい治療法があるが、遺伝子操作によるものだから依存症よりも悪いというわけか?
私たちは科学が危険なほど急速に発展している時代に生きている。私たちの卵子や精子をオンラインで何千ドルもの値段で売ったり、配偶者の遺伝病を調べることができる時代だ。また自分の遺伝子の5分の1が他人によって所有され、染色体のなかに貴重な遺伝子をもつ人間やその家族は、その事実に気づいていなくても、どこにいようともつきとめられる時代だ……。
『Next』は恐ろしいほど巧みに事実とフィクションを織りまぜて、あらゆるものが見かけとは異なり、いたるところに新しい可能性をひめる新世界をテーマにした息もつかせぬ物語に引き込む。『Next』は私たちの現実感覚と道徳観を試そうとする作品だ。笑いと、恐怖と不安に満ちた奇妙な雰囲気を調和させながら、『Next』は私たちの既成概念を打ち砕き、想像もできないようなショッキングな新しい選択肢を突きつける。あなたが考えているよりも、未来はすぐ近くにある。
カスタマーレビュー
おすすめ度:
物語として不満  (2008-07-19)
遺伝子工学に纏わる様々なエピソードの連なりから成り立っています。
しかし、登場人物が非常に多く、またエピソードもたくさんありすぎて、物語としての一体感を損なっています。各エピソードで微妙に人物や背景につながりがあるようですが、4割ほど読んでも全体像というか、どのような物語なのか見えてきませんでした。最後まで読めば面白かったのかもしれませんが、固有名詞の多さに、この関連を理解するのはまず無理だろうと、途中で読むのを止めました。
英語は日本語で読んでも分からないと思われる専門用語を除けばシンプルで、細かく章も途切れているので読みやすいと思います。


娯楽に徹している所がエライ(けれど、値上げ反対)  (2007-12-12)
最新の遺伝子工学や生物化学を巡る諸問題をテーマにしています。

登場人物が多いのと、展開が細切れで速いので、最初はついて行くのが辛いです。けれど相変わらずテーマの目の付け所は完璧で、業界の内側を鋭くえぐりP.L.M.を始め遺伝子工学に係わる関係者の欲深さ、愚かさ、醜さをこれでもかと見せつけます。
巻末の詳細な参考文献を見るまでもなく作者は本作でも膨大なリサーチを実施しており、テーマをひたすらシリアスに掘り下げ、「怖さ」のみを最大限に訴求することは容易だった筈です。しかし作者が並みの(ノン)フィクション作家と違ってエライのは、地球温暖化に一石を投じた前作“State of Fear”もそうでしたが、こうしたヘビー且つある意味タブーなテーマを採り上げつつも、飽く迄も一般の読者が楽しめるように敢えてレベルを落とし、分り易く咀嚼している所でしょう。Human-geeのDaveの活躍に涙した後、巻末で作者からの真摯なメッセージに接する感動や満足感は他では味わえません。

一つだけ余計な文句を言わせて頂くと、最近背丈が1センチ程高いマスマーケットが出回り始め、作者の作品も本作から移行しました。たったそれだけの違いで$9.99と実に25%も値上がりしており、辛うじて大台割れに留めているところもイヤラシイです。但し、本作は何故かハードカバーと同じ白に加え、緑と黄色とオレンジの4通りものカバーで発売されました。作者からのささやかなお詫びの印しでしょうか。NYT紙ランキングでは初登場以来2週連続1位でした。

One of Crichton's best  (2007-12-01)
I'd rate this book just below "Jurassic Park" and "State of Fear" but above Prey. Crichton always seems to create a exciting story around a current event. This is no exception, the current event being genetic engineering and where it could take us. Note: there were many characters, and I ended up writing them down to keep track of them. After all, what good is a thriller without trying to figure it all out before the book gives the answer!! I would aslo recommend reading Tino Georgiou's masterpiece--The Fates.

next  (2007-11-02)
最初から半分程度までは、遺伝子の取り扱い等問題提起し、どう展開していくか楽しみな所があったが、後半は到達する場所が明確にあるわけでもないためか、あるいは作者自身はっきり決めていないかなにかはっきりした態度がないまま終わった感じがしました。私自身遺伝子に関する研究はすべきではないと、思いますので、消化不良になったのかもしれません。
現在の遺伝子研究に問題投げかけたことは評価出来ると思います。その後の事はある意味私たち自身の問題なので、読んでから自分の意見を構築出来たらと思います。

NEXTとは、将来のことを思うと含蓄のある題名だ  (2007-03-17)
 将来大きな倫理的議論を巻き起こすことになるであろう、しかしその進歩を避けたり、妨げたりすることのできない、人間の遺伝子組み換えという禁断の科学を、幾つかの事例を挙げながら大胆な発想の下にまとめた物語である。
 この本を読んで、特殊な抗癌組織を持つ人が、その組織が世の中の人々のために役立つならば、組織の提供を拒むことが出来ない、という法律がアメリカには存在することを初めて知った(日本でもそうなのかもしれないが)。この本を読んでいる丁度その時に、同じような話が今インドネシアの鳥インフルエンザのWHOへの病理的資料の提供についても言われている。インドネシアは世界で有数の鳥インフルエンザの感染地であるが、そこから提供された生体組織や菌などでワクチンが作られても、特にインドネシア国民がワクチンを低価格で買えるとか、見返りのお金をもらえるとかの恩恵を受けることはないのだそうだ。
 一方で著者は、金銭的な授与については特に言及してはいないが、少なくともその組織の用途や受容者の選択権については提供者の主張や権利が認められるべきではないか、と述べている。読むにつれて、なるほど著者はそういうこと書きたかったのかということが分かり、一般人である私としては大いに同意するものである。
 そのような信念はおおいに尊重するものであるが、この本は遺伝子の組み換えで将来どんなことが起きるのかが、著者一流の卓越した発想でおもしろく、読みやすく書かれていて、決して退屈することはなかった。




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