The Fall of Advertising and the Rise of Pr
Al RiesLaura Ries Harperbusiness
グループ:Book /ランキング:61335
価格:¥ 1,652
発売日:2004-05 /通常24時間以内に発送
レビュー(Amazon.co.jp)
ベストセラーの著者であり、世界的に名の知られたマーケティング戦略家であるアル・ライズとローラ・ライズが、パブリック・リレーションズ(PR)の新時代の到来を告げる。
今日の主要なブランドは、広告によってではなくパブリシティーによって生み出されている。最も成功を収めた現代のブランドの歴史をじっくり見れば、これが事実であることはわかる。実際に、パーム、ザ・ボディショップ、ウォルマート、レッド・ブル、ザラを含め驚くべき数のブランドが、実質上まったく広告を用いないで築き上げられてきた。
『The Fall of Advertising and the Rise of PR』は、成功を収めたPRキャンペーンと、それと対置される不成功に終わった広告キャンペーンとの詳細な事例史を使って、マーケターにとって価値あるアイデアを提供している。と同時に、なぜ広告はブランド構築の重大な要素である信頼性を欠くのか、どうしてPRだけがそうした信頼性を供給することができるのかを証明し、広告業界の人間が推奨するビッグバン・アプローチを放棄して、ビルドアップ(ゆっくり積み上げること)を支持すべきであること、広告は、ブランドがパブリシティーによって確立されてから、ブランドを維持するためにもっぱら用いられるべきであることも説明している。
大胆かつ入り込みやすい『The Fall of Advertising』は、マーケティングの世界をひっくり返すことになるに違いない。(Book Description)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
眼から鱗が・・・ピーアール、大事。広告、終わった。 
(2007-12-08)
宣伝部門に身を置いてはや30年近くが過ぎようとしています。JPN最大のAgencyの若造が「PRも御社にとって大事ですよ」と言うので「PRって何?」と意地悪オジサンが質問したところ、「宣伝も販促も広報活動もみんなPublic RelationだからPRは幅が広いんですよ」と仰る。・・・・絶句。。。ネットも含めメディア収益で絶好調、クライアントは彼らのオサイフ。高給取りの彼らがそんな調子だから日本の広告業界はいずれ壊滅か???学生時代に優秀だったであろう彼らを見ているとホント情けない。日本の最高学府での教育って一体・・・、とオジサンの大袈裟な嘆きは抜きで、この本、勉強になります。消費財のコモディティ化が進行する中、広告はもはやブランドを忘却させないためのもの。ブランド認知・大脳への刷り込みの役目は終え、昇天。ということがよおく分かります。業界人必読の書です。
社長に読ませたい・・・ 
(2007-02-13)
家族にも友人にも「広告の仕事してるんだっけ」と日本人の「広報」に関する意識のなさを痛感しています。PRっていうと「自己PRの書き方指南?」と変な誤解を受けるし、某サイトのバナー広告すら「PR」って記載している位だし。
長年「広報」の仕事に携わっている分、自分のしていることが理解してもらえないことに悔しさや悲しさあり、この書籍を社内回覧させたいくらいです!
「PR」の重要性と、「広告」の崩壊 
(2006-09-26)
「これを読まないマーケッターは、もぐり」と言っても
過言ではないぐらい、 マーケティングの「思考回路革命」が
起こります。
「PR」の重要性と、「広告」の崩壊。
これを正確に認識することこそ、
企業「広報」の最初のステップではないでしょうか?
いたずらな「広告費」を使って、自社を逆境に追い込む前に、是非!
The Fall of Advertising and the Rise of Pr 
(2006-07-04)
この本は、その題名が示すごとく、PRと広告それぞれが異なる役割について論じたものである。この本の主旨を要約すれば、ブランド・イメージやコーポレート・アイデンティティなるものは、PRによって確立されるものであり、確立された後は、広告によってそのイメージやアイデンティティを維持していくべきだとなる。巷では、その逆説が通説になっており、広告によってブランディングやCIの確立が試みられているが、それでは成功するわけが無いということ。それよりも、PRを上手に活用するほうが上記の目的達成への近道になるということを多くのケーススタディを用いて論証しようとしている。
今日マーケティングにかかわっている人々にとって、この論証の試みは大変興味深いものであり、現にその一人である私も大変な興味を持ってこの本を選択した。
しかしながら問題は、多くのケーススタディを掲載しているわりには、いまいちこの本で明確にしようとしている論旨を実証しきれていない。本の80%はケーススタディの羅列に終始しており、これらのケースを十分に分析しきれていない。そのため、実証したい命題とケースの間に明確なつながりを見出せず、膨大な量のケースを載せている意味がなくなっている。
そのため、人間は理論的に物事を理解し、視覚的に物事を覚えるというものだとする主旨の実証が不完全のままで本が終了したという印象をあたえる。
広告とPRの違いに学べ! 
(2006-03-30)
広告とはそもそも、
よそのところに集まった人に対して、
コマーシャルなアピールをすること。
それに対しPRは、
パブリックリレーションシップの名の通り、
地道にリリース記事を報道関係に送ったり、
イベントに参加したりして、
自分達のやっていることをコツコツと伝えていくこと。
ブランドがしっかりしていれば、
広告理論のアテンション(注意)とイントレスト(興味)を投げかけやすい。
ブランド構築を広告ですませるなんて愚の骨頂だ。
どうせ金出してイメージ作ってるんでしょなんて
すぐに悟られてしまうのがオチだ。
ただ、ブランドを認識してる人にとって、
広告によって気づきを与えてくれるのは
消費者にとってもうれしい限りで、
ブランド維持には役にたつ。
たとえば、ストーンズの来日。
昔は友達のクチコミでこんなのはキャッチできたけど、
やはりパブリックな露出があるからオイラも知ることができたわけで、
キャンペーン広告は、やらなけばならない顧客サービスの一部ともいえる。
これって個人によってもあてはまることで、
人が集まるときだけに来て、
人との交わりを深くつっこまなければ、
広告を買ったと同じで薄っぺらくなってしまう。
もっと言えば人が集まるときすら顔を出さなければ、
パブリックリレーションを放棄してることになり、
どんどん忘れ去られてしまう。
なんて偉そうなことを言ってしまったけど、
世の中、金で解決しないってことなんだよなあ。