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キングダム/見えざる敵

Universal Pictures Japan =dvd=

グループ:DVD /ランキング:2083
価格:¥ 3,152
発売日:2008-04-10 /通常24時間以内に発送

レビュー(Amazon.co.jp)
9.11テロ以後のアメリカと中東の関係を見つめた作品は数多く生まれているが、本作の目新しさは、アメリカとサウジアラビアの関係を描いた点。「アメリカとは友好的な中東」という微妙な状況が、世界の現実を映し出す。サウジの首都リヤドの外国人居住区で自爆テロが発生。死者100人以上という大惨事に発展する。現地のFBI捜査官も犠牲になったことから、同僚ら4人のFBIスペシャリストがサウジへ急行。わずか5日という捜査期間で、テロの首謀者を捕らえようとする。
 全編、手持ちカメラによる臨場感満点の映像なのだが、カメラの揺れが過剰気味のため、大画面では頭がクラクラするだろう。しかし、冒頭の自爆テロに始まり、カーアクション、銃撃戦シーンは、凡庸なアクション大作が束になってもかなわないくらいのリアルな迫力。当然のごとくテロに対するアメリカの姿勢が色濃く出ており、ジェイミー・フォックス、クリス・クーパーとオスカー俳優を揃えたFBI捜査官のヒロイズムも感じられるが、アメリカとサウジの関係を最も具現化するのは、現地の警官だ。彼の言動や運命が、観る者の心に大きく訴えてくるのは作り手の狙いか。すべてが集約されたラストのセリフには、背筋が凍ってしまう。(斉藤博昭)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
難しい  (2008-06-29)
私は、好みじゃありませんでした。笑いなし大真面目なFBIものが好きな人は、好きなんじゃないかな? 難しすぎで途中眠くなったし…

「中東唯一の同盟国」の微妙な立場が伝わる作品。  (2008-06-28)
世界一の産油国であるサウジで現地滞在の米国人を狙った自爆テロ事件が発生。多くの犠牲者が出ることになる。

米国側は当然に犯人逮捕のために「FBI」を送り込みたがるのだが、政治的な理由から表面的にはサウジは拒否。捜査官たちは納得がいかない。

政府高官のスキャンダルを利用して半ば「脅し」のような理由で5日間だけの捜査権を得た。
腕利き捜査官4名が現地入りするが・・・・宗教上の理由・風習の違い・言葉の違い・外国人に対する差別意識等が立ちはだかり、捜査はようとして進まなかった・・・・・。

やがて、犯人の手掛かりに辿り着いた捜査官たちに襲撃の手が伸びる・・・・。

・・・・米国はなぜ「イラク」「イラン」には悪の枢軸国などの蔑称を用いてまで強硬な態度を取りながら、未だ「王制」を敷き、平等などとは程遠い一部権力者たちの富の独占が続くサウジアラビアの状態については何ら言及しないのか?

それはサウジが「世界一の産油国」であるということと密接に関係していると思われる。
米国は世界最大の「石油消費国」でもある。と、同時に米国内でも石油の埋蔵量はかなりの量があり、本来なら自国で消費する量は自国内で賄えるはずなのだが、米国はそれをせずサウジからの輸入に頼る。

米国には有事の際に備えて、自国内の石油は出来うる限りの量を備蓄しておきたいという思惑がある。
そうなると、サウジとの関係を今後も悪化させるわけにはいかない。
それゆえの前述の「大きな矛盾」がある。

「世界の王」と胸を反らしても、お気に入りに甘い君主に従う臣下はいないということ。
米国の驕りと矛盾を示唆した作品だ。

何を訴えたいのか?  (2008-06-09)
マイアミバイスや「HEAT」、マイケル・マンの作品は好きなのですが、この映画は好きになれませんでした。
出ている俳優もジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、クリス・クーパーと主役でも脇役でもなんでもOKな実力派をそろえているものの、全然光っていません。
確かに最初のテロの大きさは想像以上でしたが、それ以後は陳腐な内容でした。特にクライマックスの銃撃戦は、FBIチームはどんなに連射されても玉の方から避けていきます。説得力が全くありません。同じ銃撃戦で「HEAT」の場合は特典でも言われていましたが、警官は圧倒的な抵抗を食らった場合弱点がある点や、武器の違いもあり、警官に不利だったのは説得力があったのですが、武器・人数・地の利を考えてもここまで現実味の薄い銃撃戦はありませんでした。
ストーリー展開も予定調和的なストーリーでしたし、最後の落ちも希望を与えない陳腐なものでした。
またサウジの実情を伝える場面も最初の出だし以外は余りにもアメリカ中心的な思想に基づいているためがっかりしてしまいました。この点では「シリアナ」の方が余程中東問題ではフェアな映画だと思いました。

キングダム/見えざる敵  (2008-06-08)
みなさんのレビューを見て期待していたんですが、正直、おもしろくなかったです。論理的に筋が通ったストーリーになっていなかったことが原因だと思います。
私は、銃撃戦のシーンはきらいじゃないので、期待していました。銃撃戦のシーンは、さすがに迫力はありましたが、迫力だけで、やはり、おもしろみは感じませんでした。
テロの後のシーンなどは、お金がかかっているなぁと思いました。残念な作品だと思います。

非情な世界  (2008-05-24)
勿論フィクションであることは100も承知。
しかし微妙なタイミングでなんとリアルな設定だろう。
これ以上ないくらいに、厚みがあり、よく練られたストーリーは、観る者の目をひきつけて離さなかった。

キャスティングは最高!!
一見脇役に見えたが、終わってみればジェイミー・フォックスを相手に全く引けを取らず、第二の主役となった「イスラエル人でありながらアラブ人」を好演したアシュラフに、大拍手!!

始めの方で、仲間の死を伝えられて涙するジェニファー・ガーナーの耳元でジェイミー・フォックスが囁いた言葉。祖国アメリカに帰って、その言葉が仲間に明かされたとき、画面が大きく変わってサウジへ。そこで、死に際の祖父が幼い孫娘の耳元で囁いた言葉。ラストで、共に同じ内容であることが明かされる。憎しみの連鎖は止まりそうにはない事を実感。

大きなアクションシーンは、重いストーリーにもかかわらず大いに楽しめた。

非常によくバランスの取れた作品。





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