魔笛
ケネス・ブラナーモーツァルト ショウゲート
グループ:DVD /ランキング:3923
価格:¥ 4,242
発売日:2008-01-25 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
歌はいいけど 
(2008-10-06)
歌はいいけど、わざわざ第1次世界大戦の
物語に変更しなくていいのではと思った。
皆、すぐに首を吊ろうとしたり、写真だけで
恋する姿が単純すぎて、とても滑稽に感じた。
オリジナル同様、古代エジプトの不思議な
ファンタジーの方が違和感なく楽しめたと思う。
タミーノ王子が、魅力的に思えなかったし、
新解釈の魔笛としては物足りなさが残った。
楽曲の良さに演出がついていけない感じ・・、
オペラを見るときの高揚感もなく残念だった。
好きなのは、3人の男の子たち。鳥刺しの
パパゲー丿がユーモラスで面白かったです。
あの魔笛に新解釈を付けた部分に評価 
(2008-07-11)
魔笛が映画化されたのは知っていたが、現代設定なのは忘れていました。
第一次世界大戦前夜なのですね。ヨーロッパの人だったら、「第一次世界大戦なんだ」と思わせる象徴的な衣服や銃器で分かるのかな?私は、最後に予告編を観て「ほお」と思いました。
「平和」に関する台詞が多々出てきて、「ん〜〜、そんなに出てきたカナ?」と対訳を読み返して見たら、他の言葉含め、かなり台詞は変えてありますね。でも、ドイツ語じゃなくて、英語だから、どう変えたってどっちみち原作と違うのだから、かえって構わないですよね。
(英語だという事も途中まで気づかなかった私ですが・・)
この、「荒唐無稽な話」と言われる魔笛に、全体にテーマ性を与えているなら、もっと、思い切って現代への完全置き換えでも面白かったかもしれませんね。
夜の女王を最初から一方の総司令官にしてみたり、沈黙の業にもう少し意味をもたせたりとか。
でも、CGを多用し、歌や台詞の最中や合間に心象風景を入れていくという手法は、さすが、現代映画ならではです。
表情、目線、心象風景、複数シーンの重ね合わせなども、本当に舞台では表現しきれないものです。
舞台には舞台の良さが有り、映画には映画の良さがあると思わせた作品でした。
ちなみに、キャストとしては、他の魔笛より好きだ!と断言できるのは「3人の少年」です。
声も美しいですが、神がかりで無い衣装や、舞台では中々思い切って使えない小さい少年も参加していて、大中小と揃っているところが可愛かったです。
パミーナ、パパゲーナもチャーミングでしたね。
ただ、他の魔笛でも思うのですが、タミーノとパパゲーノの外見はかぶらないで欲しいですね。この二人は出番が多いので、アングルやシーンによっては、パパゲーノの方がいい男に見えて、タミーノを「いい男」に思うのに苦労します。
今までで一番パパゲーノとして好きだったのは、古いですが1971年シュタイン指揮ハンブルグのものです。(これは、スタジオ撮影ですが、中々楽しめました。オリジナルDVDもありますし、小学館の「魅惑のオペラシリーズ」に収録もされています。)
このパパゲーノ(ウィリアム・ワークマン)はやたら、逃げ出そうとする、小心者でちゃらんぽらんな、でも、可愛い恋人を夢見ているパパゲーノのイメージぴったり!首をつろうとするシーンとか、とても可愛いです。
魔笛はほんと、モーツアルトのはちゃめちゃな茶目っ気と、「お?」と思わせる細かいシーン、それと秀逸な音楽というモーツアルトらしさが前面に出た作品だと思います。
オペラ初めての人は、いきなりこの映画だときついのかも。出来れば、スタンダード魔笛を観てから、これを観ると楽しめますよ!
オーソドックスなストーリー映画以外のものも楽しめる方は、もちろん、ここから入ってもOK!
でも、まずは、オペラ初心者の方は、音楽と映像を楽しむつもりでどうぞ。
私は「夜の女王のアリア」と「パパパ」が好きです。(一番有名だし、みんなそうか(笑))
『魔笛』と第一次世界大戦の組み合わせは如何に 
(2008-02-09)
モーツァルトのオペラの舞台を第1次世界大戦の戦場に移して、『魔笛』が繰り広げられます。冒頭はCGによる戦闘機や戦車など大スペクタクルの映像が続き、どんな展開になるのかと思いましたが、後半は比較的室内での場面が多く落ちついて見ることができました。
俳優は全員オペラ歌手で、ルネ・パーペ演じる暗黒卿ザラストロやコロラチューラ・ソプラノの至芸を聴かせてもらった夜の女王の歌唱は流石に素晴らしかったです。演技も上手で驚きました。もっとも、セリフと歌は全部英語で違和感は残りましたが。世界中に配給する中では、ドイツ語でというのは難しいでしょうね。
ほとんど細かい所をのぞくと荒唐無稽といわれているモーツァルトの『魔笛』の筋書きを忠実に描いています。もともとこれはドイツ語によるジングシュピール(音楽劇)で、途中で夜の女王とザラストロをイメージする善玉と悪玉とが入れ替わりますし、狂言廻しであるパパゲーノの役回りの面白さなど関心をひく映像が続きました。タミーノとパミーナ、お茶目な鳥刺しパパゲーノとパパゲーナは十分に演じきれていたように感じました。ザラストロを中心にしている場所で、皆が作業している光景などは、秘密結社フリーメーソンとの関係も感じ取りましたが。
オペラで『魔笛』を鑑賞しようとすると機会もほとんどありません。有名な監督であるケネス・ブラナーも一生懸命撮っていますので、映画を鑑賞することでモーツァルトの善と悪、愛というテーマを感じとってもらってもよいのでは、という気がしました。
魔笛は過激なメルヘンである 
(2008-02-03)
もともと魔笛のパワーはタミーノに渡されるときに説明されていた。人々の憎悪や戦意を喪失させ、この世に平和をもたらすもの。「すべての人は平和を望む」という信念を信ずることが、どれほど過激なことか、戦争を舞台にしたこの映画は愚直なほど真っ直ぐにそれを描く。そんな主張を新作の劇映画がしたら白けてしまう。理想を語るのにモーツアルトのオペラは見事な仕掛けだった。
「火の試練」とは、戦争という現実=死の炎の中を、理想=魔笛の力を信じて進むことだった。夜の女王が率いる青軍の前に全身をさらしながら、魔笛を高々と掲げて進むタミーノとパミーナ。理想=魔笛を信ずる二人の勇気がザラストロの赤軍に武器を放棄させ、青軍の戦意を喪失させる。
才人ブラナーはオペラ「魔笛」の過激な理想を映像で示してみせた。
映画なら 
(2008-02-01)
英語でもいいし舞台が何処でもいいんですが、パミーナだけは美人でなきゃいけません・・・