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狼少女
小川智子
ポニーキャニオン

グループ:DVD /ランキング:21319
価格:¥ 3,416
発売日:2007-02-21 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
切ない最後  (2008-11-16)
とても切なくて悲しくなる映画でした。
なんとなく予想は出来ていたけれど…。
懐かしい昭和の時代も再現できていたと思います。
子役さんたちの演技も素晴らしかったです。
特に主人公の鈴木達也君の少し頼りないけど役だけど、
たまに見せる力強くて男らしい表情が良かったです。

いい映画だと思うけど、舞台がどう見ても平成。惜しいなあ。  (2008-08-02)
本作は冒頭で昭和への思いがテロップで語られる。逆に言うと、このテロップがなければ、最後まで平成時代の北関東の物語だと思ってしまいそうなくらいに、絵が「平成」なのだ。ストーリーは「アイランドタイムズ」よりも練られており、グッと映画に入り込める迫力がある。それだけにこの「平成」感が惜しいのだ。重要なラストシーンも子供たちの演技力は素晴らしいのに、道路はどう見ても最新型!遠景に見えるマンションも平成タイプだろう。映画はやはり「マジック」の有無が印象に大きく作用する。この魔法が効いていないから、見世物小屋という最重要のモチーフも現実感が乏しくなってしまうのだ。「三丁目の夕日」ほどVFX満載にする必要もないが、最低限「昭和になかったモノ」の消しこみをしていかないと「下妻物語」と同じ時代になってしまう。深川監督はツボを押さえたいい感性を持っていると思うが、まだ作りが映画らしくない。テレビドラマのフレーム、というべきか。今後への期待度も込めて星4つ。

この友情は大人になっても忘れて欲しくないです  (2007-12-09)
いじめっ子といじめられっ子、クラスに隠然とある序列の中に、勉強、運動が出来て、しかも美人という三拍子揃った転校生がやってきたことから、池に投げ込んだ小石のごとく教室内の人間関係がさざめきたちます。大人の目の見えぬところで、大人同様の人生の厳しさに向かい合っている子供たちがそこにはいて、自分の幼少期と重ね合わせて見たりしてました。
なぜ、時代設定が昭和なのかは見世物小屋の狼少女は誰かというマクガフィンを置きたかったからだけで、この映画に描かれている、子供ではあっても紛れもない真の友情は平成の御世においてもじゅうぶん存在することでしょう。
ラストは判っていても感動の嵐、滂沱の涙。
こんな素晴らしい映画を観れて今年は良い一年だったと締めくくるのは少し大げさかも知れませんが、そう嘯いてしまいたくなるほどの映画でした。

ゆうやけがなつかしいあのころ  (2007-10-06)
昭和の時代
俺が子供だったあの頃・・・
金魚売の叔父さんや、ゴムひも売り。
万年筆売りに竹ざお売り。
焼き芋やさんにラーメン屋さん・・
学校の帰り道に いろいろな人に会った。
ひよこ売りに、手品の道具なんかも
売っていた。

空き地には、紙芝居もやっていた。

そんな夏の神社の境内では、金魚つりとか射的。
あんず・・ 綿飴・・
そして、ちょっと大きいところでは、出店の中で
小屋をかけてお客を呼んでいる。
お化け屋敷・・
ろくろっ首や、傘ばけ
火の玉なんかも飛んできて
すごーく怖かった。
蚊に刺されて痒かったのを思い出す。

その中に狼少女もいたのかも知れない。

そして、もしかしたら・・・
俺の周りで・・・
ちょっと悲しい目で、一緒に遊んでいたのかも知れない。

子供の可能性  (2007-08-02)
借りる際に、ずいぶん悩みました。以前から気にはなっていたのですが、その日ももう1日さんざん考え、翌日にようやく思い切って借りました。なにせ、おどろおどろしいものが大の苦手なもので・・見せ物小屋だし・・小さい頃の暗く悲しいイメージがあるし(名曲『天然の美』の物悲しいメロディーを思い出したりして)・・夜中にうなされるのイヤだし・・
 しかし大正解でした。いい作品です。(『天然の美』はやはり使われていましたが)
主人公の男の子は本当に子供ですが、その成長課程がとても温かくユーモラスし描かれています。
対する女の子は、大変な人権侵害受けているのですが、真っ直ぐで賢くたくましい。自分の運命を受け入れ、前向きに必死で生きている。
 今では「狼少女」など、児童虐待で訴えられるのですが、当時はこんなこと平気で行われていた。障害者も見せ物になっていた。彼らはどんな気持ちだったのか、今考えても恐ろしい。
そしてこの監督の素晴らしいところは、見せ物小屋の主人が、少しも悪者に描かれていないところです。常に優しく少女に接し、気持ちを汲もうとしています。こんなことが当たり前の時代だったのです。そこがこの映画をよりもの悲しく、深いものにしています。
 そして最後は、本当にいい場面でした。子供の世界はイジメだなんだかんだといっても、大人の根強い偏見、差別などよりよほど邪気はなく、純粋な世界なのだと感じさせました。まだ、世間の誤った常識や価値観に毒されていない。
 私たち大人には、差別や偏見がないかをもう1度見直させるきっかけとなりますし、子供たちには、どんなことがあっても、前向きに強く生きることを教える作品です。





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