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運命じゃない人
内田けんじ
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ

グループ:DVD /ランキング:15283
価格:¥ 4,242
発売日:2006-01-27 /通常24時間以内に発送

レビュー(Amazon.co.jp)
   第58回カンヌ国際映画祭で、フランス作家協会賞など4賞を受賞。本作が劇場映画デビューとなる内田けんじ監督は、ある一晩の物語を、5人の登場人物それぞれの視点で、時間も縦横に行き来しながら描いていく。彼女にふられたサラリーマンが、親友である探偵にレストランに呼び出され、婚約を破棄されたばかりの見知らぬ女性と意気投合。その裏では、ヤクザの組長が絡む、もうひとつの事件が進行していた。
   5人の核に位置するサラリーマン、宮田クンの物語が終わりそうになると、別の人物によって同じ夜の物語がリスタートされ、見えなかった部分でシンクロしていく脚本構成は見事というしかない。ヤクザの哀れな現実など苦笑シーンも織り込みながら、すべてが丸く収まる結末では、思わず顔がほころんでしまうはず! 宮田クン役の中村靖日ら、役にハマリきった俳優たちが自然体の演技だが、何より、宮田クンのとぼけた味わいが映画全体に与える、いい意味での“軽さ”が本作の魅力になっている。脚本とキャスティングが良ければ、これだけ面白いものができるという見本のような傑作だ。(斉藤博昭)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
ほっとする作品  (2008-10-05)
見終わった後にじんわり幸せな気持ちになれる作品だと思います。
人を信じるのって良いものだなぁと。
この作品を観て、ひどい目に遭ってもやっぱり信じることは大事だなぁと感じました。
清く正しく生きていれば、救われる!?という実際に現実はそう簡単ではないけれども、
「運命じゃない人」は、そう思わせてくれる良い作品だと思います。
展開が「えぇ!?」という感じで、とても楽しめました。

星の数が足りない。快作・傑作・最高!  (2008-06-25)
脚本にもキャスティングにも☆5つじゃ足りません。
映画が好きなら、これを観ろ〜!・・と、誰彼かまわず勧めたくなる位の面白さです。
全てのキャラクターが生きてます。無駄なものも足りないものも無い。
一晩の出来事を、あっちとこっち、そっちとここ・・と、多数の角度から描いているのに、
混乱せずにストンと理解できるとこが又凄い。
2度3度と見るたびに、「お、ここってそうだったの!?」って発見があり、数回観た後
全てをわかった上で観ても、やっぱり面白い。
皆さん仰ってますが、まさにバラバラなピースが最後にピタリとはまるパズルのよう。
仕上がった時の爽快な感じ、たまりません。
ごく当たり前の日常会話みたいなセリフも、一つ一つ拾い上げてみると、本当に良くできてる。
傷心の宮田に神田が言い聞かせる場面のセリフには、いちいち肯いていました。
探偵・神田の最後のセリフが上手い!

これから観る人は、絶対に予備知識を入れずに観ることをお勧めします。
多くの方が仰っている通り、相関図は観ちゃダメですよ!


これぞエンターテイメント!と思わせる映画  (2008-06-02)
内田けんじ監督のアフタースクールを見る前に初監督映画として気になっていた同作品を借りてみました。

最初は地味に始まります。一人の女性が大きな荷物を抱えてアパートを出ると、持っていた鍵をポストに入れます。そして、婚約指輪を質屋に持ち込み、喫茶店に入ります。そこで、次なる二人の登場人物と出会います。
次に優しい男をカメラはクローズアップします。話は少し時間を戻します。そうすると、先の映像と同じ部分が出てくるのに、見えていなかった部分が見えてきます。
まだ、この時点では話の展開が静かに行われます。
次に優しい男の友人にカメラが移動します。また時間が少し巻き戻され、これまで静かだった話の裏で、かなりの事件が起こっていることが判ります。それまでのみんなの行動に別の意味が隠されていたことが明らかになって、面白くなってきます。
そして、更に別の人物の目線に切り替わり、また時間が巻き戻され、全てが明らかになり、違和感のあった部分が何もかも明らかになります。この手法は見事でした。
そして、最後にまた最初の女にカメラが戻ります。そして、また地味にエンディング・・・と思ったら、うやむやのまま終わったりはしませんでした。
最後に少しだけハッピーな予感が待ち受けています。
ネタバレになるのでこれ以上は言えません。

見終わってちょっと得した気分になれる映画です。時間を巻き戻し、同じシーンを別の視点で見ることで、別の意味が出てくるところはとても面白かった。無駄なシーンがあるなと思っていたら、それらが全て必要なピースだったという発見が、にやりとさせてくれるのです。


ぴたっ、ぴたっとハマっていく伏線が、バツグンに面白かった映画  (2008-05-19)
 「ああ、あの場面の裏では、そういうことが起きていたんだ」とか、「そっかー。あの人とこの人は、そういうふうにつながっていたんだ」とか思ったなあ。虫食い状態で、あちこち欠けていたパズルのピースが、ぴたっ、ぴたっとハマっていく伏線が、バツグンに面白かった映画。

 それと、もうひとつ。登場人物同士が、ビリヤードの玉突きのようにつながっていく妙味がありましたね。さっきは脇役だった人物が、しばらくすると、今度はスポットライトが当たって主役になっていて、そこで脇役だった人物が、またしばらくするとスポットライトが当たって主役になっている・・・・・・。そこからあぶり出され、浮かび上がってくる、それぞれの人物の持ち味とからまり具合が、とても面白かった。

 ラストは、もっとひねってあってもよかったのではないか。というか、まだまだ話が続いていきそうな、いや、続いていけばいいなあと期待したんだけれど。

 話の仕掛け、伏線の張り方など、とても気が利いていて、これはおっもしろいなあと拍手したくなった一本。続編、出てないですよね。見てみたいんだけどなあ。

ハマります!  (2008-05-08)
この作品は一度見たら必ず人に勧めたくなるほど、誰にでもうける作品だと思います。
先日「キサラギ」を見て、この作品をまた見たくなりました。
ストーリーの巧妙さ、お笑い、見た後の爽快感…
周りの人に薦め続けて未だダメはもらったことのない作品です。
だからといって構えず、自然に観る事をおすすめします。



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