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おもひでぽろぽろ

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

グループ:DVD /ランキング:2450
価格:¥ 4,195
発売日:2003-03-07 /通常24時間以内に発送

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レビュー(Amazon.co.jp)
   時は1982年、27歳のOLタエ子が山形の義兄の実家へと一人旅し、そのさなかにかつて小学校5年生だったころの自分を回想していく。岡本螢と刀根夕子による原作コミックは、小学校時代のみを描いているのだが、高畑勲監督は新たにOLのヒロインを設定し、ふたつの時代を行き来させながら、ひとりの女性の生きざまを露にしていくと同時に、彼女が行き着いた村で行われる有機農業の美徳を説きながら、田舎と農業を礼讚していく。

   デビュー作『ホルスの大冒険』ですでに農耕のすばらしさを描いた高畑監督らしい設定ともいえるだろう。一方、小学時代は少女が空をかけ上がるといったファンタジックな処理も多分になされている。声の出演は今井美樹と柳葉敏郎。ベット・ミドラーの『ローズ』を翻訳したエンディング・テーマを都はるみが歌うなど、音楽効果も凝っている。(的田也寸志)

カスタマーレビュー
おすすめ度:
とてもいい感じ、素敵な感じ  (2008-01-27)
最後の3分間のクレジットが出てからの部分がもっともドラマチックになっていましたね。

見始めてから、なんとなく面白みがないなぁと見ていたんです。 その時トイレに行きたく
なったんで、椅子から立とうと思いながら、なぜか画面に見入っていて、立ち上がるのを躊躇
してしまっていました。

テレビドラマじゃなく、DVDなので、一時中止して、トイレに行けばいいのに、どうしても一時停止を押す気持ちになれなかったんです。

感動とかそういう感情ではなく、たえ子の5年生時代を見ながら、「あ、この場面って、自
分にもあったなぁ」、「こんなワガママ言って、親を困らせた事あったなぁ」なんて感じな
がら、引き込まれて見てしまいました。

帰京するたえ子の心の中には、5年生の時の自分がいて、「もう世間ずれした27才のたえ子
じゃなくていいじゃない、無邪気に正直に思うままに行動していた5年生の子供心に戻ったっていいじゃない」と聞こえてきました。



この年齢になって  (2007-10-30)
劇場公開されて16年。初めてこの作品を見たのは、翌年以降にテレビ公開があったときです。その時はまだ私も幼くて、どちらかというと華やかさではなく、単調で地味な印象だったこの作品。ただ紅花摘みと蔵王に憧れた思い出はありましたが…。
そんな私も現在26歳独身、社会に出て2年目。仕事もうまくいっているようで、疑問も抱えている…まさにタエ子世代になって、同じ立場でこの作品を見ると、違った思い入れがあります。自分の置かれている立場を180度変える事の勇気、それを持たせる程の出会い。タエ子に羨ましささえ感じながら、最後は涙して見てしまいました。
ジブリ作品の大ファンの私ですが、要約手に入れたDVDプレイヤーで、初購入のジブリ作品が、 このおもひでぽろぽろだったのは自分でも意外でした。

少女の頃のストロー  (2007-10-19)
ストローハットな気分の彼女。
農業ていいなあ。日本ていいなあ。

わたしも、あの頃に戻りたい。

まだアイスキャンディーが10円の頃。カルピスのおもひでぽろぽろ。。。

そして、あなたに愛に行くんだ。

ステキな映画  (2007-10-19)
 私には心の動きを自分でなんとか分析しようとするクセがあります。みんなそうかもしれないけど。例えば恋愛なんかしていても、何で彼は「あぁ」すんだろう?ってやっぱり考えたり、悩んだりしますよね?答えなんか出ないのに。
 この作品はそういう心の動きを本当にリアルに表現していて、面白いというよりとても「ステキ」な作品だなと思います。
 一番印象的なのは、主人公が昔の貧乏だった同級生が転向する時にクラスの中で主人公だけ「おまえとは握手してやんねーよ」と言われて悩んでるシーン。
 主人公はそのことを「心の中で軽蔑していたことを見透かされていたから」とずっと悩んでいるけど、一方「主人公だけに本音が言うことができた。彼はあなたのことが好きだったんだ」と解釈してくれる人もいる。
 その真相なんかいくら考えてもわからないんだよね。でも、人は答えがわからないことに常に悩んだりしていて苦しんでいる。また別の回顧では答えのわからないことを楽しんでいるシーンもある。
 「思い出」ってそういうことなんだなって思います。
 「思い出」という言葉は、どんなツライ記憶でもそれを許容したときに思い出になるとてもステキなことば。「記憶」ではなく「思い出」。「思い出ぽろぽろ」。
  私も、10歳の頃の相棒と旅でもしてみたいなぁ〜。そう思わせてくれるとてもステキな作品でした(現27歳より)



































 

共感できる場面は多い  (2007-10-14)
人は人生の内で何度か自分を見つめ直すときがあると思うし、見つめ直す勇気も必要だろう。
ここでのタエ子は、蝶の青虫からの‘さなぎ’を例えにして言っていたけれど、OL暮らしに疲れた彼女の農業体験は、きっと自分を大きく成長させる機会となったに違いない。さまざまに交錯する、むしろ恥ずかしくて思い出したくもない思い出さえ焙り出して、自らの糧としようとする彼女のひたむきさには共感できる部分も多い。ラストシーンの展開はちょっと強引かもしれないけれど、タエ子と同世代の人間として(私は男だけれど)、あれこれ考えさせられることもあったし、昭和40年代初頭の風情もたっぷりと描かれ、自分の小学生時代が本当に懐かしく感じられた。

ただ、時には違和感があったシーンもちらほら。
その1.休暇を願い出るタエ子に対して、会社の上司が「失恋したの?」と問いかけるシーン。今だったら、あんなこと言えばある意味セクハラじゃないかな。
その2.タエ子の頬が腫れ上がるほど殴る父親。これは同じような娘を持つ父親として絶対に許せないし、劇団で演技をしたいと願うタエ子を頭ごなしに「だめだ」と言うのも解せない。

思えば、この映画が公開された時期は「魔女の宅急便」や「となりのトトロ」のすぐ後のこと。どちらかと言えば地味なこの作品はあちこちで比較されて可哀想だった。この映画は賛否いろいろあるだろうけど、私としてはもっともっと評価されていいと思う。



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