Tarzan (ターザン) 2008年 6/25号 [雑誌]
マガジンハウス
グループ:Book /ランキング:-
価格:¥ 480
発売日:2008-06-11 /只今品切れ中
カスタマーレビュー
おすすめ度:
中途半端な内容 
(2008-06-11)
今号は「マッチョでもガリでもなく“スリムに鍛える”」特集の第2弾。前号から引き続き、いい加減な内容です。
低付加・高回数の筋トレを推奨するのは良いけど、筋肥大の原則として、約20回以上できる負荷で筋トレすると、50、100、200回とどんなに回数をこなしても、それ以上は筋肉が大きくなりません。つまり低負荷・高回数の筋トレでも、低付加・低回数の筋トレでも、筋肉がつく程度は同じなんです。とりあえず筋力維持が希望なら週1〜2度、10回×3セットで本当に十分。見た目を意識するなら、それ以上は不要な努力。
なお脂肪を落とす場合は、食事量と運動量の調整で、「消費カロリー>摂取カロリー」のギャップを調整していくしかないのですが、低負荷・高回数の筋トレで消費されるカロリーは非常に少ないです。
カラダづくりで本当に大切な基礎知識とは、まずこういう話から始めるべきなのですが、そういう重要なポイントには全く触れず、表面的に色々な運動を紹介するだけ。トレーニングの○×知識を出すのは良いけど、ターザンで紹介されている筋トレならば、わざわざプロテインは不要。結局、読者をダイエット成功から遠ざけながら、ダイエット出費を煽りたいだけなのか。トレーニング知識の○×を語る前に、ターザン誌そのものが「×」なのでは。
ちなみにターザン誌でも理想体型として時々紹介されるサッカー選手ぐらいの体型にしたい場合、本書に出ている低負荷・高回数の筋トレではまず不可能。彼らはベンチプレスでも70〜80kgの高負荷ウェイトで鍛えているのですが、それでもマッチョというイメージとは程遠い体型ですよね。
でもターザンではガリ体型、スリム体型、マッチョ体型の定義を曖昧にしたまま、その違いや目的(体型)別カラダづくりの方法論には一切触れることはありません。そして部数確保という商業ベースのご都合主義で、誰でもカンタンにできそうな軽負荷・高回数の筋トレを一辺倒に推奨しているだけのように思えます。何だか、ヒドイ話です。