Tarzan (ターザン) 2008年 6/11号 [雑誌]
マガジンハウス
グループ:Book /ランキング:-
価格:¥ 480
発売日:2008-05-28 /只今品切れ中
カスタマーレビュー
おすすめ度:
本当に効くダイエット法と、インチキ・ダイエット法の間の、グレーゾーン的な内容 
(2008-05-29)
今号では、マッチョでもガリガリでもなく「スリムに鍛える」ことを提案しています。それ自体は問題なく、低負荷で回数を多くこなすための、自重トレーニング(自分の体重を使った筋トレ)中心の種目が色々と紹介されているのですが、その中身は何度も本誌で紹介されているトレーニング種目ばかりで、船場吉兆も顔負けのネタの使い回し。
あとこの場合、留意しておかなければならないことは、低負荷・多回数の筋トレには脂肪燃焼効果が乏しいため、その分の食事量をかなり減らしたり、長時間の有酸素運動を行う必要性が高まるという現実。またメタボ解消したい人の場合と、痩せ気味で筋肉をつけたい人の場合では、その食事内容も全く異なってしまうのに、全て同じ食事・運動メニューで押し切ってしまっているのも問題です。
そして最悪なのが、ハリウッド・セレブ達の体作りの特集ページ。実際、彼らは明らかに高負荷・低回数の筋トレでしか作れない体型をしているのに、あたかもターザン誌で紹介している軽いトレーニングで鍛えていると、デタラメを述べている点です。「外人の写真なら、ガリでもマッチョでも読者は見分けがつかないんじゃないか」みたいな、作り手のナメた姿勢が伝わってきます。
実際に肉体改造に本当に効くレーニングを紹介した場合、間違った方法で鍛えた読者が事故などを起こし、訴訟問題につながるというリスクは避けられません。本誌が効果の薄い軽負荷の筋トレばかり推奨するのは、そのような理由もあるというのも推測できます。しかし、だからと言って、フェイクというかインチキを混ぜるのはやはり最低だと思います。それではターザン誌は、巷に溢れるインチキ・ダイエット法と、本質的に似たり寄ったりになってしまいます。