開高健~河は眠らない~ [DVD]
ジェネオン エンタテインメント
グループ:DVD /ランキング:5592
価格:¥ 2,521
発売日:2007-03-21 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
ひとことひとことが・・・ 
(2008-06-01)
このDVDの中で開高 健、自らが、誰に向かって語っているのだろうその語っている一言一言を、文章に書き起こしてみればわかるが、絶妙の名文であり、最高の人生訓である。
豊富な知識に裏づけされた、決してその場限りの付刃でない薀蓄が、聞く者、観る者を飽きさせない。約1時間の濃密な時間があっという間に過ぎ去ってしまう、至福の感動の瞬間瞬間。
このDVDにも出てくるが、シングルモルト・ウイスキーをラッパ飲みする豪快さ、それも影響してたんだろうなあ、まだまだ活躍してもらいたいときに亡くなられたのが、誠にもって惜しい限りである。
このDVDの映像は、1984年に撮られている。まだ、地球温暖化が問題にされなかった頃に、57ポンドのキングサーモンを釣り上げた開高は、むしろ幸せだったと言うべきかも知れない。
人間が本来の姿を取り戻す為 
(2008-05-07)
いくつもの、戦争・紛争の現場に身をおきルポしてきた開高健が述べている、コレを書き記す語彙はどれであろうと、いつもおなじものの繰り返しである、と。しかし、自然は無尽蔵な言葉を持っている。現代においては贅沢になっている生き物が本来住むべきであろう環境に身をおくこと、この大切さが実感できた。彼の他のフィルムもDVD化して欲しいと切に願う、人間が心身ともに本来の姿を取り戻す、考える、感じる為に、、、。
珠玉の1本 
(2008-04-04)
十数年前に、Numberのビデオで出ていた開高釣りシリーズの中の1本。他が各国釣り紀行のドキュメントであったのに対し、この内容は(アラスカでのサーモンフィッシングでのロケではあるものの)アフォリズムビデオとでも呼ぶべき1本であった。各所に散りばめられた珠玉の言葉の数々。特に「ナースログ」の言葉の重み。音楽も抑制が効いており出しゃばらない。Numberのシリーズ中これのみDVD化されたのもうなづける。惜しむらくはDVD化に際して、ボーナス映像も追加して欲しかった。是非、夜半に独酌しながらの鑑賞を。キラ星のごときフレーズが萎びた心の奥底に堆積・発酵する。五つ星。
重すぎる。でも、これで終わりにしてほしくない。 
(2007-04-28)
開高先生の旅行記や釣り日記に相当する作品は、生前、NHKなどで
取り上げられていたし、死後に、Hi−Visionで取り上げられて
もいた。しかし、正直言うと、どれも、散漫で、VTRやDVDに残し
ておいたが、これぞというものが、なかった。
この作品は、開高先生の生き様を極めてコンパクトに取り上げて、実
に重い印象を与える(不快という意味ではなく)。
ただ、私の知る限り、他にも開高先生の映像はあるはずである。
何とか、これを上手く編集して、続編を出してほしいと思う。
改めて、見直したけれども、開高先生の映像はもっとあると思うのですね。
小説とビジュアルを上手く融合できないのでしょうか?
切に願います。
さらに、確認しましたが、開高先生の映像は、相当多数あるようです。作家画から・・・ではなく行動派知識人の活動として、さまざまな編集ができると思うのですが、そういう出版社は無いのでしょうか?(2007年6月28日再編集)
本当は点数などつけられない。 
(2007-04-04)
人生の師である開高健先生のDVDです。VIDEOを所有しておりましたが、DVDが発売されているとは知りませんでした。先生の言葉を一つ一つ噛みしめるべきものです。
先生のおっしゃる言葉には、いろんな思いが込められており、聞く側も心の状態によって受け取り方も違ってきます。
若い人には是非見ていただきたいですね。
倒木について、「この世に無駄になるものは何も無い。この倒木も森を育て、河を育てるものである。」とのコメントが私を幾度か勇気付けてくれた言葉です。
私自身が中学生になった頃、父に「お前も、これから小説を読みなさい。」と言って渡されたのが開高先生の小説でした。それからは私のバイブルとしてずっと心の中に大切に保管しています。