カスタマーレビュー
おすすめ度:
煽りと中身が伴わず 
(2008-08-28)
煽り文句と「金曜日」という組み合わせで読んでみましたが・・・
「タブー」という程のことなのか?(まあ、こんな点にすら新聞や大手
出版社にTV局は触れられない=しがらみで触れられない、という点もあるが
純粋にニュースとしても電通独り勝ち云々はメシの種にならないだろう。
人の醜聞ならともかく)
電通がどのくらい各メディアに食い込んでいるか?大手企業に日本国政府と
自民党等のクライアントへもこんなに食い込んでいるのだ!という実例を
明らかにした点は(事情通でない)メディアとの付き合い方に関心を持つ
一般読者にとっては手に取る価値有りと思う次第です。
ただ(情報提供者の事情も分かるが)匿名情報のオンパレード故に信憑性に
欠けるのです(嫉みや嫌がらせの類と受け取られても致し方無い)。
マスコミに求めるのは限りない真実の追求であって、正義の鉄拳を振るうこと
では無いのです。その点、金曜日編集部に限らず、マスコミの皆さんには理解
頂きたい。
要するにこの本もヨイショ本 
(2007-11-18)
この本も過去数十年に山ほど発刊された電通関連本と同じく、「やっぱよくわからないけど電通って凄い会社だね」という潜在意識を植え付けるだけの逆電通礼賛本です。電通が「凄い会社」であることを誇張するためか、意図的な間違えや事実誤認も多々あります。この手の記事を書くライターや週刊金曜日も所詮「電通唯物史観(笑)」を奉じるマスコミピラミッドというかムラの一員であることをお忘れなく・・・
未だに変わっていない、電通のマスコミ支配 
(2007-08-29)
この本かなり衝撃的でした。2006年とかなり新しい本ですが、電通のマスコミ支配というのが相変わらずなのだというのは、かなり残念です。著者はネット広告が電通の足下を崩すとおしゃっていましたが、現実問題として未だにインターネットを利用できないという人は多いし、ネットよりテレビから情報を得ているという人は未だに多いのではないでしょうか?とはいえ電通のマスメディア支配というのを2005年の段階での状況を教えてくれたという点ではすばらしい本だと思います。ちょっとマスメディアの知識がないと読むのはむずかしいかもしれませんが、それでもかなり詳しい所までつっこんでいるのでテレビとか新聞の仕組みみたいなものを詳しく書いてあるのは素晴らしいと思います。という訳で星5つにさせて頂きました。テレビ、新聞などに何の
疑問ももたないで接している人にぜひ読んで欲しいと思います。そして、読んだ人なりのマスメディアとのつきあい方を考えて頂ければいいのではないかと思います。
感心 
(2007-05-27)
六本木のABCに平積みになっていて、気になったので買ってみた。
「正体」という割りに、あまり驚くような中身は書かれておらず、ありきたりな内容だと思う。編集の質も低い(誤字、数字の誤りが散見される)。
もちろん、批判的なトーンで書かれているんだけども、議論が高潮するほど、電通のすごさが際立つね。地球博も、選挙も、オリンピックも(JOCと選手の肖像権の話はえげつなくてすごい)、著名人の葬式も、当事者のみなさんは電通を頼りにしている。依頼主はみんなコミッションが高いとか文句言ってるらしいけど、でも高いなら別のところに行けばいいのであって、行かないっていうことはいろいろと理由がある訳で、そういうことが書かれている訳ですね。
そういえば、某通信系の会社で働く友人が、言ってた。A代理店に頼んだら3ヶ月かかってもまとまらなかった話が、電通に切り替えたら3日でまとまったって。そりゃ頼りになるな。
ということで、著者の意図とはおそらく別のところに感心してしまう一冊。
しかし、この状況があと30年位続いたらNTTとかJRみたいに分社化されてしまうのではないかしら。民間企業だけど。
正体というより役割 
(2007-01-20)
電通はその正体というよりも役割のほうに目を向けねばならない。
本書に書かれている内容は電通という黒幕の表層部に過ぎないのである。例えば氷山の一角のようなもので、その中身は巨大であり社会全体に巣食っていると言ってもよい。
資本主義の八百長審判に徹する電通は金の額により守るべき対象を選定しルールの書き換えをも請け負っている。
資本主義の発展には常識の書き換えが必須条件だが、その大事な役割を電通は担っている。