カスタマーレビュー
おすすめ度:
なぜ 
(2008-09-13)
こんなに評価が高いのか疑問に思います。
質問に答える姿勢や言葉使いなど読んでいて
気持ちのいいものではありません。本当に未来から来たのだとしても
人間は30年経っても今とたいして変わっていないのだな
と思いました。これは書籍化する価値があったのでしょうか?
荒唐無稽と決めつけられない本 
(2008-06-26)
本書は、読者にジョン・タイターの予言すべてをうのみにさせようとせず、的中した予言、的中しなかった予言、未来の予言とに分けて、比較しているところが非常に好感が持てる。また、本書の内容は、一般人の様々な質疑とそれらに対するジョンの回答が中心となっている。そこで、ジョンは本当に未来から来たのか、それともそうでっち上げているだけなのか気になるところであるが、私見では、彼は未来からタイムトラベラーに乗ってやってきたのではないかと思う。根拠としては、彼の質疑に対する回答の生々しさである。未来から来たとでっち上げている人間にこれほど生々しく感じさせる回答は無理であろうと考える。思いつきで回答できるほどやわな質問は少ないから、やはり、彼には回答できるだけの経験や知識があるからに他ならないといえるのである。また、知らないことは知らないと回答していることも誠意を感じる。そういった間接的事実を見ると、やはり、彼は未来から来たのではないかと感じざるを得ないのである。もっとも、そんなことはあり得ないと考えることも、人それぞれの考えであるからいいわけであるが、未来の予言は大変なことが書かれているため、信じない人も多少考慮しておくべきではないだろうかと思える。ジョンは、2015年に核戦争が起きると言っているから、それに対して、今から各自何らかの対策を講じ始めることは無駄ではないだろう。例えば、放射能の悪影響を除去する方法を調べておくとか、被爆を受けないようにするにはどうすべきかなど、各自できる範囲で対策を練っておくことは無駄ではないといえる。核戦争が起きなければよかったということになるし、起きたなら準備していたことが役に立つのだから。
北京オリンピックは中止になる・・・かも 
(2008-03-23)
「タイム トラベル」なんて100%マユツバと思いながら、これからの出来事が書かれているというので読んだら、これがなかなか話がよく出来ているのだ。安っぽい“穴”がない。
この本では2036年からやってきた自分の息子ジョン=タイターと1998-2001年いっしょに暮らした母親がタイターのBBSへの連日の書き込みについて当時を振り返って逐一コメントをはさんでいるが、なかなか真実味がある。知性を感じさせる母親で、彼女のかたわらには1998年に生まれたばかりのタイターもいる・・・。
そんなわけで、当初 興味のあったこれからの出来事よりも、タイターが隠しなく答えたタイム トラベルやパラレル ワールドについての話の方が面白くなって、一気に読んでしまった。
タイム トラベルは出発したその時・場所に再び戻ってくるものなので、あちらを何年も旅していれば周囲には本人が一瞬にして老けたように映るという。
過去に行ったか未来に行ったかで、重力による地面のえぐられ方も違うとか。
また、100%同じ世界線(timelime)に戻ることは出来ないと。それなら、自分が存在しない世界線に戻れる(?)可能性はごく限りなく低くて、自分が存在している世界線に行ってしまわないだろうか? すると、それまでいた世界線の家族はもうトラベラーとは会えないのでは? なんて疑問もわいてくる。
世界線を越える物理の理論も講釈されている。
目下の注目と言えば、タイターが(夏季)オリンピックは2004年のアテネ大会が最後で、その後、世界的な政情不安・第三次世界大戦(2015年の一年間)を経て、2040年にやっと再開される予定、と語っている部分だろう。
まあ我々が生きるこの世界と約2%もろもろのズレがある(出来事が異なる)というあちらの世界線ではそうだった、ということだが、わずか2%だから今年の北京大会は・・・
なんて思いながらこの本を読み終えたら、チベットで僧侶らの暴動が発生。世界から開会式ボイコットの声。
成り行きに興味津々でいる。
歴史はみんなで作るもの 
(2008-03-16)
この本の内容を予言と表現するのは誤解を生んでしまうかもしれません。
予言となると自分たちに直接関わる事ですから、当たっているのか外れているのかがどうしても気になってしまうものです。
でも別世界の物語と思えば不安な気持ちは和らぎそうです。
ただし、われわれの歴史(彼は世界線と表現しています)の隣ぐらいですので大変参考になります。
お母さんのコメントに”人と人が出会うことで歴史は変わっていく”といった表現があります。
それならばより良い出会いを繰り返して生きることで私たちの歴史を彼の歴史とは良い意味で変えて行きたいと感じさせられました。
お金を払って買うに値しない 
(2007-12-28)
すでに書かれているように、2036年からタイムトラベルしてきたと名乗るJT(アメリカ人と思われる人)の、現代の掲示板への書き込み文を集めた作品。
内容に書かれている世界に起こる未来の出来事のいくつかは、2000年代初頭のことから書かれているために、すでにいくつかは過去になっているが、到底その内容(予言?)と合致しているとは思えない。また掲示板で一般人からの質問に対して彼が答えるその姿勢(言葉づかい)も、何を伝え答えようとしているのかもあやふやで、ギークな人が頭の中でいろいろ回答をひねって、その場面に無難な答えを書いているだけにしかみえない。その書き込みは、なにか形になって残るもの、現代や近未来を具体的に暗示し改善させるもの、読み手が(精神的にでも)すくわれるような書き方ではないため、情報発信媒体(ネット)を用いて自分の頭の中の世界をひけらかしているだけにしか見えず、もし仮に彼が本当に2036年から来た人物だとしても、人間は今も30年経っても変わっていないのだなあと感じさせるものでしかなかった。
また解説のコラムを寄せている日本人執筆者も、世界情勢の専門家ではないようで、昨今の中国やアメリカの動静を伝える政治や経済の評論家のコメントと比較しても、JTの予言を彼は否定していはいるが、その内容の世界の情勢や今後起こる可能性の出来事に対する彼の指摘の方向性におかしさが存在し、編集側の世界情勢への関心やJT研究への姿勢も、どんなものなのだろうと思うものだった。
「電車男」と大差がないつくりの本であった。