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戦争の経済学
山形浩生
バジリコ

グループ:Book /ランキング:22841
価格:¥ 1,890
発売日:2007-10-30 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
少しで納得  (2008-04-15)
ああ!よい本だと思ったのが、アメリカという国は戦争をすれば不況になる国だということでした。


貴重な一冊  (2008-04-14)
山形浩生訳。相変わらず、「こんな本が読みたかったんだよね」的な本を訳す。必ずしも文体は好きではないが、目の付け所が違う。

内戦の分析の項が一番興味深かった。内戦はなぜ起こるのか?民族対立か。宗教の違いか。
まず、貧困と内戦の発生率には強い相関がある。世界の内戦の8割が、1/6の「最貧国」で起こっている。貧困国では警察力が弱く、反乱勢力が拡大しやすい。また、貧困国では一般に男性(潜在的反乱戦闘力)の教育水準が低く、戦争従事の機会費用が低くなるとも言われる。

もっとも強力な要因は、資源である。原料依存度がGDPの26%に達すると、紛争リスクは14-23%である。その他の条件は同じでも、原材料依存度が低ければ、紛争確率はたった0.5%だそうだ。

一般に、天然資源は先進国住民の生活を豊かにしているが、資源の近くに住んでいる人々の多くを豊かにするとは限らない。これは、これはけっこう衝撃的な事実ではないだろうか。シエラレオネは世界有数のダイヤモンドの産地であるが、この国では深刻な内戦で、430万人の8%の国民が死亡、20%が難民化した。

そういえば、チベット自治区で暴動が起こってすごい話題になっているが、あれもチベットで石油やガスなどの天然資源が大量に発見されたことと無関係ではないだろう。中国人が鉄道引いて我が物顔で自治区を開発し(=荒らし)まくっているらしい。そしたら怒るよね普通。

面白い切り口  (2008-03-21)
ミクロ・マクロなどの入門的内容が戦争という面白い切り口で書かれている。本書は教科書として使うことも想定していたようだが、使うとしたら教養課程向けの「経済学入門」的な講義向け。経済学部の教科書としては物足りない。

ただし、読み物としては面白い。戦争にまつわる様々な神話がもろくも崩れ去っていくのは爽快ですらあった。価格の面の経済性は良かった。

戦争がネタであるだけに、多少のバイアスを覚悟しながら読み進めていたが、内容に問題はなかった。

ただし、経済学的な言い回しになっていないなど翻訳に多少の難あり。ということで星4つ。

頭の体操(だけでは終わらない)  (2008-01-31)
戦争を経済性という切り口だけでクールに考察しているのが、新鮮。
新しい戦争と呼ばれた9.11以降の話や内戦、核の拡散など、
広範な話題を含んでいるのも良い。

経済学的には初歩的な内容だそうだが、“人間が合理的に行動する”ことを
前提にしている学による考察だけに、変な感情論の入り込む余地が無く、
いっそすがすがしい。



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