カスタマーレビュー
おすすめ度:
初心者向け 
(2008-04-13)
非常にハリウッド寄りの脚本指南書です。
文章が中学生のレベルで、同じようなことを何度も書いています。
専門学校や脚本教室に通って少しでも脚本を勉強したことがあるのなら、
それ程勉強になる本ではないでしょう。
読んで重要な箇所をノートにまとめてしまえば、
そのノートの方が役にたちます。
やはり、
脚本の指南書は、優れた脚本を多く載せるべきでしょう。
効果的なプロットのポイントを掴める 
(2008-04-02)
ストーリーはなんであれ敵対者との対立抜きには進みません。
でも魅力的な登場人物達がいても主張と目的がないと話はグダグダとなる。
それがあるのになんでダメだ、ということになると、
プロットがうまくいっていないんだ、と著者は語ります。
つまり戦闘や葛藤や犠牲やクライマックスなどなど
転換や解決を主張と目的の結果と一緒に消化しきれなかったせいで
物語が提示するなにがしかの達成あるいは到達を
受け手に提供することができなかった結果だ、という。
こういった話の進行については映画脚本の集団分業のなかで構築された
脚本進行早見表ならぬ技法ロードマップを参考にするのが一番手軽。
ストーリーというものは、それがたとえ陳腐であれ、
どうしても効果的な手段を含んだ部分を必要としているのだし、
そういった効果的なポイントを知るためにはこの本がオススメです。
映画を観るだけの人でも役に立つ 
(2008-03-14)
下にある純丘曜彰氏のレビューに賛同して、シナリオの書き手
でもないのに購入しましたが、実にお得な本でした。
「中盤」に限らず、映画全編にわたってシナリオライターがいかに
工夫を凝らしているかを存分に、かつ具体的に知ることができました。
これから映画を観るたびに「なぜこの作品は面白いのか」を言語化
しながら考えることができそうです。
中間部分に行き詰まったら、この本を! 
(2007-08-01)
日本の映画やテレビドラマは、企画書だけで制作が開始されます。このため、三谷某のように、突飛な設定が得意なだけの脚本家が商売上手となります。しかし、設定だけでは、その後、話が転がらず、盛り上がらず、オチない、ということにもなりかねません。
この本は、脚本の中間部分の複雑な構築の難しさに焦点を当てている、数少ない中上級向けの脚本指南書です。この本を読むと奇をてらった突飛な設定より、その設定の足場となる登場人物それぞれの思想、その物語世界全体の中心となるメタファーなどの仕込みが重要であることがわかります。それは、この本が、しばしば例として『シックスセンス』を上げていることからも、よくわかるでしょう。
初心者が読んでもわからないでしょうが、実際に脚本で食っている人は、企画書を通して仕事を取り、客を入れることだけでなく、物語の中まで客が引き込まれるような作品を書きたい、と願うなら、ぜひ読んでみてください。かなり使えます。
つっかえがポロリ 
(2007-03-10)
これは読まなきゃ損です。
比較的新しいガイドで、著者が言う通り具体的で即効性も十分にあります。
本作の中にも度々出てきますが、神話の法則を熟読した人であれば、この本を読むことによって柔軟にプラクティカルガイドを理解することが出来ます。
何より著者が最前線のプロでありながら、脚本業や映画をより客観的に見ているので、自分が詰まった原因が見つけやすいです。
今までのものとは一味違ったライターズ向けの本です。