カスタマーレビュー
おすすめ度:
愚形 
(2008-02-04)
囲碁を独学で学んでいる級位者にとってはすごくいい本!!
石の愚形、好形がよくわかるようになる。
テーマ図式展開なので、自分がその問題に対して理解できてるのかがわかるし、
そして反復して読むこともできる。
自分が5級の時に読んだ本ですが、初めて読んだ時、ほとんど解けなかった。
ボリュームもあるので読んだ後、石の形を身に付けるのに若干時間がかかりますが、
着手するときに石の形がいいのか悪いのかわかるようになります。。
ただし、勝率にすぐ結びつく分野だとは思いませんが、
今後成長するには学んでおかないといけない分野だとは思います。
碁の上達に欠かせない要素 
(2006-06-03)
囲碁には「読み」と「感覚」が必要だ。
人によってレベル差はあれど、読んで打つ場面と、読まずに(あるいは読めずに)感覚で打つ場面が誰にもあるだろう。
「感覚」は、石の形に対する感性ともいえる。
この感性を研ぎ澄ませば、読めない部分でも間違える確率は減るだろうし、読みの部分でもより的確な手を導きやすくなるだろう。
その石の形を身に付けるには、プロの棋譜を並べることや、簡単な死活や手筋の問題を繰り返し解くことが有益であろう。
しかしなにより、これは良い形、あるいは悪い形と、説明してもらうのが一番だ。
本書は、それを実に丁寧に解説してくれている。
初級者の方はまず読むべきだと思う。
有段者であっても、そんなことは知っていると馬鹿にせず、目を通すべきと思う。
本書の中で紹介されているが、有段者といえど、悪い形をどれだけ打っていることか。思い当たることが必ずあるだろう。
みんなで読んで、巷の碁を変えよう!より高い次元の悩みへのパスポート 
(2006-06-02)
三村九段は、冒頭と巻末で、『正しい形に就くことは、読みの力と、手の大きさの判断と並んで、上達に欠かせない要素』と訴える。
この本には三つの親切がある。
一つ目は、正しい形のメリットと、悪い形のデメリットを、豊富な図で、噛んで含めるように説いていることだ。正しい形に就けば、こんな手段や、こんな楽しみも残る、とか。悪い形を打ってしまうと、不自由で抵抗できない、こんな手段や利き筋を与えてしまう、等々。悪形の罪の連鎖を、“そんなに酷い目に遭うの”と、誰の目にも判る図で示している。
二つ目は、悪形を打つときの心理を指摘している点だ。たとえば、サカレ形を打ってしまう原因は、“左右両方とも打てた”という誤解である、と。
三つ目は、良い図と悪い図に、それぞれ笑顔と困った顔のマークが付いている点。漢字が読めない囲碁キッズに優しい配慮だ。今後の碁界の発展という長期的視野に立ったサービスか。
『形を整えることは、棋士にとっては呼吸をするような基本的な分野、独自の発想や創意工夫は他の場面で発揮すれば良い』、と三村九段。アマチュアでも、創意工夫(高次元の悩み)に貴重な時間と脳細胞を使いたいですよね!