カスタマーレビュー
おすすめ度:
失敗しない社長 
(2010-07-29)
先代のDNAとか、先代が生前話していた経営哲学とか、経営コンサルタントの助言を受けていたりと、
主人公は手ぶらで社長になっているのでありません。
大なり小なり、失敗を積み重ねて努力して成功するものだと思いますが、
本作の主人公は、苦労はしていますが、一度も失敗する事がありません。
主人公の素人とは思えない着眼点の素晴らしさは、先代譲りなので読んでも真似出来ません。
読んでみると生産管理と在庫管理が学べます。挿絵は、本を売る為の飛び道具で、私には不要でした。
この社長は、現状商品の改善に非常に尽力していますが、
将来へ向けての方向性や、新製品の企画・立案・開発など、未来へ向けての発展的な要素は弱いと思いました。
この社長は、今を精一杯把握して変えるだけで、5年先を見ていません。
主人公はとても苦労しますが、素人がいきなり社長になって、一度も失敗しないので、読んだ後は爽快です。
知らない言葉も、業務で使っている言葉も、一般常識も幅広く書かれていて、読んで損はありません。
「社長とは」を学ぶ本ではなく、「製造業の会社とは」を学ぶ本だと思います。
細かいことをいえば 
(2010-07-26)
いきなり、都内のカトリック女子高生チエが,社長になるところからはじまっていますが、
いきなり、間違っています。
兄が、自治医大をでて、27歳で研修医、新潟の病院に勤務していることになっていますが、「こんなことはあり得ません!」自治医大は、各都道府県単位でお金を出しています。
つまり、東京都出身の人は東京都からいわれた、東京都自治体内にある病院に勤務しなくてはいけません!つまり、小笠原諸島などの東京都の僻地に行きます。ただし研修期間の2年間は僻地でなく大病院で腕を磨く場合もあります。東京都指定の多くは、2年間は23区内勤務です。
神奈川県出身なら神奈川県内勤務、愛知県出身なら愛知県内勤務が義務づけられています。
もし現役で自治医大に入ったのなら,臨床研修期間は26歳までです。
そのあとの義務勤務年限は7年あります。(合計九年)
あと、いくら、義務年限が2+7=9年あるといっても、お金を払えば、義務年限はなくなります。
このため、(なぜか)自治医大には社長の息子など,お金持ちはいません。開業医の息子も一人もいません。せっかく育成してもお金をはらって、義務年限を逃げられては困るという方針があるからなのでしょう。まあ、優秀でお金持ちの人は慶応医学部など行くところはいくらでもありますから、自治医大は貧乏で優秀なひとのための医学校という方針は正しいと思います。
でも、チエのお兄さんの「まさと」さんは社長の息子だから、あれ?自治医大に...おかしいな?
作者さま、小説はいくらフィクションといっても、細部にこだわらないと、おもしろみが半減しますよ!
表紙は可愛いが内容は濃い 
(2010-07-16)
萌え系だと侮ってはいけない。
内容は詳しく、製造業の基本的な内容は網羅している。
経営学を勉強している学生にも良いかもしれません。
社訓の大切さを説くところも良いと思います。
二度おいしい本 
(2010-07-15)
ビジネス書を買っては、最初の部分だけ読んで挫折したり、積読のまま忘れてしまったりすることが多かった記憶があります。この本は、ビジネス書の中でも、一番途中で挫折する人の少ない本だと思います。はやい人ならば2時間、のんびり読んでも1日で読み切れます。
内容は、会社の仕事の仕組みや、最低限抑えておくべき用語の解説が中心で、もしドラのような泣かせる部分はありません。しかし、ビジネス書として、仕事への役立ち度では、こちらがずっと上でしょう。
まず、一通り読んでおいて、仕事で必要になったときに、もう一度読み直してみる、そんな使い方が向いている本だと思いました。
意外と勉強になりました 
(2010-06-29)
ラノベ風ビジネス書、あるいは、ビジネス書風ラノベ。
製造業の仕組み、基本用語を広く浅く解説。
ひとつひとつを、身近な言葉や身近なたとえに置き換えているのでとてもわかりやすい。
ここまで噛み砕けるのはすごい。
ちょこちょこ知らない用語も出てきて、意外と勉強になりました。