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判例とその読み方
中野 次雄
篠田 省二
宍戸 達徳
佐藤 文哉
本吉 邦夫
有斐閣

グループ:Book /ランキング:112080
価格:¥ 3,150
発売日:2002-04 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
ロースクール生必読  (2008-06-26)
本書はかつて最高裁調査官を勤められた方々が
いかにして判例を理解するのか、を総論と分野別に解説している本です。

新司法試験が実務向けの傾向を強めたことから
判例に従って書くことを心がけている方がほとんどだと思います。
しかし、判例を理解し、判例に従って書くためにはどうするのか、
をきちんと詰めて考えている方はそう多くはないのではないでしょうか。

本書を読めば、判例に従って書くためには、判決文の理屈に囚われるのではなく
その背後にある社会状況、理論、価値判断を理解することが必要とわかるはずです。
このことはいわゆる「判例の射程」を理解することにもつながります。

私が特に大事だと思う、22Pの判例の拘束力についての記述を引用します。

【裁判官は「最高裁判所のするであろう判断」に拘束されるのであって、
判例はこれを予測するための―重要な―資料として意味をもつのであり、
判例が直接裁判官を拘束するのではないことが明らかになる。】

あの名著が帰ってきた  (2002-05-04)
碩学にして良き教師であった中野次雄先生と,その薫陶を受けた実務家の方々の手になる,名著の最新版である.

残念ながら中野先生は他界されたが,前版のエッセンスはそのままである.

判例は日本語で書いてあるので,小説や評論のように,普通の日本語として読解してしまいがちだが,必ずしも普通の日本語の文章のように読んではならない場合がある.例えば「判例の拘束力」の議論など,初心者は往々にして誤解してしまいがちだ.

法学部生ならば,学部の2年生までに読んでおくべき.特に実定法のゼミに入る人は,3年次からゼミで詳細な判例研究を行うことがほとんどだろう.本格的に判例を読む前に,正しい判例の読み方を身につけておくべきだ.

司法試験,司法書士,行政書士,社労士,税理士など!!,法曹資格を目指す方々や,企業で実務についている方々にも,読み物としてでもいいから,読んで欲しい.きっと役に立つはずだ.




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