誰がテレビをつまらなくしたのか
立元 幸治 PHP研究所
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価格:¥ 756
発売日:2005-09-16 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
今後のテレビの展望は? 
(2006-03-26)
本書は、現在のテレビメディアの現状、課題、これから未来に向けてどうしていくのかといったことが述べられています。フジ産経グループvsライフドアやNHKの問題についても踏まえて述べられています。
私は、テレビはもう生活の一部になっています。目的を持ってみているより何気に見ている感じがします。娯楽は多様化しているから、必ずしもテレビを見る必然性はない。ニュースなどもバラエティショー化している現状もあるし、どの番組も似たり寄ったりでオリジナリティという面で欠けることもあるでしょう。例えば、そんなに杉村大蔵ってみたいかな。どの局もなぜこの人を追っかけるのかなというくらいに追っかけますよね。それって、必要なのかな。
テレビは、21世紀においても中心のメディアになりうるか?に関しては、デジタル放送などの普及などで、情報がもっと手軽に触れられるのではと思っています。インターネットか既存メディアかといえば、両者の境界線はもっとなくなるのではと思います。むしろ、テレビを通してインターネットに触れられるような気がします。テレビは、やはり21世紀においても中心のメディアなのではとおもいます。そのためには、テレビ放送の作り手たちは、もっと襟を正してほしい。もっと、オリジナリティを追求してほしい。テレビを見てよかったという番組を一つでも作ってほしい。
テレビマンのエッセイ本 
(2005-12-07)
本書は、NHKでプロデューサーや局長などを歴任したテレビマンが、テレビメディアを批判的に論評したエッセイ本です。「誰がテレビをつま
らなくしたのか」という題名ですが、「テレビをつまらなくした人は誰か」ということを論じているわけではありません。したがって、テレビ
メディアの問題点や改革のあり方を具体的に分析・考察した書籍を購入したいと考えている方にはオススメしません。
とはいえ、エッセイ本ですので、テレビマンがどのような思いで番組を制作していたのか、心の内を垣間見ることができます。一般の視聴者と
は感覚が異なると感じる部分も多く、新鮮な驚きがあります。テレビメディアを検証するNPO法人の紹介など、テレビメディアを取り巻く新
しい情報がふんだんに盛り込まれているところも、本書のいいところだと思います。
自明のこと、のような気が・・・・。 
(2005-12-03)
NHKのOBである筆者。
随所に今年初めのフジvsライブドア論争が出てきますが、堀江氏や三木谷氏がいみじくも言及したように、テレビの魅力はその「リーチ」にある。
リーチを高めるためテレビはますます今後大衆迎合的・付和雷同的になり、「濃い」情報はネットで求められるようになる必然。
みながテレビに求めるものが変質しているのだから、テレビはそのニーズを満たすために変容しているだけ。それを「つまらなくなった」と考えるのは正しいのだろうか。
著者は「むかしは報道の○○とかTV局ごとに特色があったのに」とノスタルジックになっておられますが、残念ながらそういうコンテンツをテレビに求める層は激減していると思います。
自明のことを得々と語っている印象。
テレビの入門書ですね。 
(2005-10-24)
テレビ業界でおきる様々な事件・構造について述べられている。
この本はとても多くの引用から成立しているので、テレビに関する研究・評論をするときにこの本を読めば、どんな文献に当たればいいのか、かつてどんなことが述べられていたかが理解でき、他の文献を読むための1冊目にしてもよいと思う。
ただ、少し昔から○○だった、昔にすでにこんな意見が述べられていたという話が多いように思った。
ノーテレビデーが今あったとしても、インターネットというさらに情報の早いおもちゃを手に入れた現在、テレビのありがたみを感じることは少ないかもしれないとも思う。
具体的ではない 
(2005-09-29)
「視聴者が、『受け手』という脇役から、主役に変わることが喫緊の課題なのです」と言う問題提起が既に陳腐に聞こえます。さらにその解決法として提示されているのは、「視聴者が発言し、主張し、製作者を支えていくことが、大きな力となるのではないでしょうか」、「視聴者が、主体的な判断に基づく問題提起や質への問いを持ち続けることが、放送文化の豊かさを築いていくうえで重要なことです」、「行儀の悪い悪質なCMや番組については、それを提供しているスポンサーの商品は買わないという行動がもっとも効果的でしょう」、といった具合で、全く「作文」の粋を出ません。